キドニーグリルは巨大じゃない!BMW X5改良型プロトタイプをキャッチ

■車内にはiXに触発された新設計のデュアルスクリーンセットアップ搭載

BMWのミッドサイズ・クロスオーバーSAV(Sports Activity Vehicle)「X5」改良型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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BMW X5 改良型プロトタイプ

フィンランド・ラップランドで撮影された開発車両は、前後デザインがかなり露出。フロントエンドではスリムなヘッドライト(中はダミー)、「7シリーズ」改良型に似た笑ったようにも見える角度あるセンターエアインテークが確認できます。

またその両サイドにはJ字型エアカーテンが配置、かなりしっかりしたサイズで、効力を減らすことで燃料消費量の削減に大きな影響を与えるでしょう。

そのほかでは、キドニーグリルは巨大化されていない様子が見てとれるほか、ドライバー側フェンダー上部に充電ポートを装備しており、プラグインハイブリッドモデルであることがわかります。

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BMW X5 改良型プロトタイプ

後部には開発中の新LEDテールライトを装備、バンパー、デュアルエキゾーストパイプも刷新されます。

キャビン内では、iXに触発された新設計のデュアルスクリーンセットアップに対応すべく、ダッシュボードが新設計されます。

「iDrive 8」の搭載は間違いなく、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、14.9インチのインフォテイメントディスプレイが並んで配置されるほか、流行しつつあるミニマリストのギアシフターを装備します。

パワートレインは電動化を強化、3.0リットル直列6気筒ガソリン/ディーゼルは48Vマイルドハイブリッドと組み合わされるほか、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドなどがラインアップされます。

上位モデルには、最高出力540psを発揮する4.4リットルV型8気筒エンジン搭載のMパフォーマンスも設定が濃厚でしょう。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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