■高速域で正確なハンドリングとグリップ力、コントロール性を発揮する
コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、スーパースポーツタイヤと位置づける「SportContact 7(スポーツ・コンタクト・セブン)」を2022年6月1日に発売します。発売サイズは、19~23インチの30サイズで、順次拡大される予定。価格はオープン。
同タイヤは、あらゆる車両クラスにおいてコンチネンタル史上最高のドライビングプレジャーを提供するのをはじめ、秀逸な走行安全性と耐摩耗性、環境性能を兼ね備えています。
「SportContact 7」は「SportContact 6」の後継モデル。前作の「SportContact 6」は、海外自動車雑誌のタイヤテストで1位を数多く獲得するなど、高い評価を得てきたそう。
「SportContact 7」は、新車装着タイヤとして多くの採用実績があるスポーツタイヤの最高峰モデルである「SportContact」シリーズの最新作。ストリートだけでなくサーキットにも対応。
コンチネンタルがドイツの『AutoBild sportscars』と2年ごとに実施している最速チャレンジイベント「Papenburg 3000」において、2021年には「SportContact 7」を装着したKlasen Motors社のランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテが、3000mスプリントで384.12km/hを記録しています。
今回の新作は、最新の市場トレンドに対応するため、すべての性能基準で完成度を最大限に高めることに注力して開発されています。
最近のクルマは、先進安全装備の搭載やボディサイズの大型化などにより、同社によると、この15年間で約10%重くなり、エンジン出力も30%近く大きくなっていると分析しています。一方、CO2排出量は30%減っています(出典: www.acea.auto)。
「SportContact 7」は、耐荷重と耐摩耗性を向上させることで、最新のクルマに対応。また、燃費も欧州タイヤラベルでグレード「C」を獲得。一概に比較はできませんが、JATMAラベル「A」 に相当します。
コンチネンタルタイヤのスーパースポーツタイヤの中で最も優れた低燃費性能を実現し、車両が本来持つパフォーマンスを最大限に発揮させながら、環境負荷の低減にも貢献。
内燃機関、EVなどの電動車両を問わず、高出力のハイパフォーマンスカー、スポーツカーに最適な選択肢として提案されます。採用技術をチェックすると、ドライ、ウェットの両路面において、高速走行域で正確なハンドリングとグリップ力、コントロール性を発揮する「アダプティブ・パターン」が採用されています。
さらに、「テーラーメイド・コンストラクション」により、装着車のタイプを問わず、重量クラスにスポーティなドライビングフィールを提供。
「ハーモナイド・ブラック・チリ3・コンパウンド」の採用で、走行距離を伸ばしながら、高いレベルのドライビングプレジャーを生み出すとしています。
(塚田 勝弘)