■100台限定のサブスクリプション・キャンペーンに575件の応募が殺到!
以前お伝えしたように、2022年1月20日、ボルボは日本初導入となるバッテリーEVの「C40 Recharge」のオンライン販売を同日、開始しました。
ボルボは、バッテリーEVの販売をオンラインで行うと表明していて、すでにヨーロッパをはじめ、各国でスタートしているそうです。
オンライン販売の導入は、変化する顧客ニーズに応えるもので、ホームページ上で、いつでもどこでも購入希望車の仕様の選定から見積もり、購入リクエストまで行うことが可能です。
具体的には、ホームページ上でボディカラーやオプションなどを選択し、金額を確認したうえで購入リクエストを送ることになります。
なお、最終的な購入契約は、顧客が選択したディーラーで実施されます。オンライン販売の導入に合わせ、「ボルボ・カスタマーリレーションセンター(CRC)」が新設されました。
CRCは朝9時から夜9時まで年中無休で顧客からの質問に回答し、オンラインでの購入をサポート。また、下取り車の査定や購入契約、登録や納車など、ディーラーで行われる、いわゆるオフラインのメニューもスムーズに進むようにサポートされます。
オンラインでのやり取りに不慣れな顧客、あるいはディーラーでの購入を希望する場合は、ディーラーを訪問し、今回のオンライン販売開始に合わせて新たに各店舗に配置された「EVオンラインアドバイザー」とともにサイトにアクセスし、購入のリクエストをするそうです。
なお、2021年11月に発表された「C40 Recharge」。日本導入を記念し、100台限定のサブスクリプション・キャンペーンも実施されました。
応募者は575件に達したそうで、関心の高さがうかがえます。ボルボオーナー以外の応募者が6割を超えたそうで、クルマを保有していない方の応募が1割に達するなど、今までのボルボの顧客層と異なる層からも注目されています。
サブスクリプション・キャンペーン当選者への納車は、2022年4月より順次行われる予定です。
ボルボは、2030年までに新車販売の100%をEVにすることを目標として掲げていて、日本でも2025年に新車販売の35%、約9,000台のEVを販売する計画を立てています。それにより、2025年には新車販売の35%がオンライン販売に移行する見込みとしています。
「C40 Recharge」は、クーペとSUVが融合したスタイリッシュなクロスオーバーらしいデザインをはじめ、前後にモーターを搭載したAWD車。78kWのバッテリーが搭載され、WLTCの一充電走行距離航続距離は485km。
また、ボルボとして初めて完全なレザー(本革)フリーインテリアが実現されています。「SDGs」が注目を集めている今、リサイクル素材が積極的に採用されているのも特徴です。
(塚田 勝弘)
【関連リンク】
「C40 Recharge」オンライン販売
https://v-electric.jp/c40-electric/