東京国際カスタムカーコンテスト2022の受賞車を見てきた!ドレスアップ部門編【東京オートサロン2022】

■東京オートサロン2022の来場者が選んだカスタムカーの人気投票

●ドレスアップ部門はエアロやボディキットをメインに提案したカスタムカーが対象

東京オートサロン2022の出展車両の中から、来場者の投票によってNo.1カスタムカーを決定するのが「東京国際カスタムカーコンテスト」です。各部門ごとに優秀賞2台、最優秀賞1台の計3台が選出され、最終日の1月16日(日)にトロフィーと記念の盾が贈られる表彰式が行われました。

東京国際カスタムカーコンテスト2022では、8つの部門が設定され、選出されたクルマたちは魅力的なものばかりです。今回はその中からドレスアップ部門の受賞車を見ていきましょう。

●最優秀賞:VFS90R(Veilside CO,.LTD)

ワイドボディの老舗ともいえるVeilside(ヴェイルサイド)がGRスープラーをベースにカスタイマイズした1台。

VFS90R
VFS90R

ルーフとピラー、ドア以外のアウターパネルを全て製作したというボディキットは、かなり攻撃的でありながら優雅さも感じるようなデザインです。

ロングノーズに超ワイドボディの組み合わせは圧巻で、なんと全幅は2070mm! ノーマルから205mmもワイド化されています。

リアスポイラーはウイングタイプではなくダックテールタイプ。この流れるようなラインにはダックテールタイプの方が似合います。

GRスープラのドレスアップと言えば過激な走りを連想させるものが多いですが、ヴェイルサイドの作るVFS90Rは走りもさることながら、優雅な高級感も兼ね添なえていて、レッドカーペットも似合いそうな雰囲気に人気が集まったのではないでしょうか。

●優秀賞:LX600 “OFFROAD” JAOS ver.(JAOS)

ランドクルーザー300のレクサス版ともいえるLX600。

LX600 “OFFROAD” JAOS ver.
LX600 “OFFROAD” JAOS ver.

2022年1月12日に発売が開始されたばかりのLX600が、なんと! 1月14日(金)開幕の東京オートサロン2022に出展されているということが一番の驚きです。

カーボン製のオーバーフェンダーと、こちらもカーボン製の前後バンパー下のスキッドガードを参考出品。

オーバーフェンダーに合わせて、ノーマルよりも幅の広い20インチ/9JのJAOSオリジナルホイールを装着。タイヤはまだ国内にサイズ設定が無いために、TOYO TIRESのOPEN COUNTRY A/Tの海外モデルを装着しています。

唯一無二の存在感を見せるX600 “OFFROAD” JAOS ver.は、流行している高級SUVの中でも別格のオーラを醸し出しています。

●優秀賞:BLITZ CIVIC(ブリッツ)

パッと見ではそれほど目立たないですが、実はかなり作りこんでいるのがBLITZ CIVIC。

BLITZ CIVIC
BLITZ CIVIC

エアロはフロントのリップとリアのデュフューザーで引き締めていますが、ドレスアップポイントはそれだけではありません。

BLITZ CIVIC
BLITZ CIVIC

96段調整のDAMPER ZZ-Rによってローダウンし、マフラーはNUR SPECの4本出し! ENKEIのRS05RRの奥に見えるビッグキャリパーなど、よく見るとスゴイ!が詰まった珠玉の一台です。

詳しいレポートは関連記事 BLITZはイメージカラーを一新。ブルーからブラック&レッドへ【東京オートサロン2022】 もご覧ください。

(写真・文:松永 和浩

【関連記事】

BLITZはイメージカラーを一新。ブルーからブラック&レッドへ【東京オートサロン2022】
https://clicccar.com/2022/01/16/1153316/

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
続きを見る
閉じる