■車名は「RWD GT」が有力候補…次世代型はフルエレクトリックに
アウディの2ドアスポーツカー「R8」開発車両をカメラが初めて捉えました。
初代R8は2006年に発売、2016年に現行型となる第2世代へバトンタッチされ、2019年には後輪駆動モデル「R8 V10 RWD」を投入。2021年はさらなる高性能モデル「R8 V10パフォーマンス」が導入されました。
豪雪のスカンジナビアで捉えたプロトタイプは、フロントフェンダーにカナードやリップスポイラーなど、すべてのパフォーマンスパーツが装着されています。
基本的には以前のバージョンと同じですが、フロントのリップスポイラーが少し異なっているようです。
さらにボディ左側を見ると、ドアのピラーにワイヤーがテープで固定されていることがわかります。サイドガラスのアンテナと一緒に別のワイヤーがあり、車内まで通っていますが、おそらく何らかのテレメトリ(遠隔測定)が収集されているのでしょう。ただし、それが温度など単純なものか、それ以上のものかは不明です。
R8次世代型はフルエレクトリックモデルとして生まれ変わると予想されていますが、現世代が生産終了する前に少なくとも1つのスペシャルモデルの計画をもっていると伝えられています。
噂では、トラックに焦点を当てRWDセットアップを備えたハードコアモデルと言われ、車名は「R8 RWD GT」が候補に挙げられているようです。
2022年内には、このプロトタイプの正体が見えてくるはずです。