横浜ゴムはニュータイヤ・3種を初披露。スポーティなクルマを中心に展示【東京オートサロン2022】

■ADVANブランド2種、BluEarthブランド1種を初披露

横浜ゴムは今回の東京オートサロン2022に合わせて、グローバルフラッグシップタイヤ「ADVAN Sport V107(アドバン・スポーツ・ブイイチマルナナ)」、ストリートスポーツタイヤ「ADVAN NEOVA AD09(アドバン・ネオバ・エイディゼロキュウ)」、ミニバン専用低燃費タイヤ「BluEarth-RV RV03(ブルーアース・アールブイ・アールブイゼロスリー)」の3種のタイヤを初披露しました。

横浜ゴムブース
ステージは設けず、広い空間を確保していた横浜ゴムブース

●アドバンカラーのGR86が横浜ゴムのスポーツ性をアピールする

アドバンカラーGR86
アドバンカラーが映えるGR86

横浜ゴムのブースのセンターには、Rocket Bunnyのワイドボディキットを取り付け、アドバンカラーにカラーリングされたGR86が鎮座していました。

このGR86はドリフト仕様で、エンジンはHKSの3.4リットルキットを組み込み、最高出力は1000psをオーバー、足まわりもドリフト仕様に仕上げられています。

横浜ゴムはアドバンというブランドでモータースポーツを支えてきていますが、多くの分野でアドバンカラーの競技車両が走っていて、時代ごとに強い印象を与えてきました。

アドバン ネオバAD09
グッと張り出したオーバーフェンダーの中に収まるのはアドバンネオバAD09。ホワイトレター&レッドアクセントのスペシャルモデルだ

今回の東京オートサロン2022では、コロナ禍ということもあり、ブース内部でのイベントなどが縮小されているのですが、横浜ゴムはその縮小されたイベントをフォローする形として、インターネット上で「ADVAN」ブランドサイトを展開

モータースポーツファンはもちろん、クルマファンなら大いに楽しめるコンテンツが多数用意されています。

●軽自動車からポルシェ、BMWまで多彩なクルマを展示

ジオランダーNキャンピングと名付けられた軽キャンピング仕様。軽トラックや軽バンをベースにしたカスタマイズ車への装着タイヤとして、ジオランダーX-ATの装着を提案。

オフロード走行もこなすヘビーデューティなジオランダーX-ATは力強いトレッドデザインを持ち、名実ともに軽キャンパーをマッチョなモデルへと仕上げてくれます。

BMWのチューナーとして知られるStudieのM4に装着されるのは、グローバルフラッグシップタイヤとなるアドバンスポーツV107です。

V107は市販用のリプレイスタイヤとしても販売されますが、BMW M4やM3の純正タイヤとしても採用されています。ドイツのニュルブルクリンクで鍛えられた圧倒的な高性能が魅力です。アドバンスポーツV107はフルラッピングされたポルシェ911カレラにも装着して展示されました。

クスコレーシング86は、アフターパーツメーカーのキャロッセが製作したドリフト仕様のトヨタ86。

キャロッセはラリーやダートラで有名なチームでしたが、今ではサーキットレースやドリフトでもメジャーな存在です。この86は1000psのハイパワー仕様ですが、そのパワーをしっかりと路面に伝えるために選ばれたのが、アドバンネオバAD09です。

(文・写真:諸星 陽一

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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