■6.0リットルW12型ツインターボエンジンを流用、最高出力は650psに
ベントレーのコーチビルダー「マリナー」は、2020年に2ドアオープンモデルの「バカラル」を発売しましたが、さらなる新型モデルを開発していることがわかりました。
ベントレー「マリナー」は、単なるスペシャル仕様ブランドではなく、ただでさえ最高級のベントレーをより際立たせ、比類なきモデルへと導いてくれるブランドです。
Autocar誌の調べによると、新型マリナーはクーペスタイルで、ワイルドな「EXP 100」から派生したスタイリングキューを特徴としており、限定生産台数はマリナーの12台より増え25台と予想しています。
さらに調べると、フロントエンドには、スリムなLEDヘッドライトを側面に配置、専用のグリルを装備するといいます。エクステリアは、ベントレーのデザインディレクター、アンドレアス・ミント氏が手掛けます。
ミント氏は、親会社VWグループで25年のカーデザインを担当、これにはアウディのエクステリアデザイン責任者として「e-tron」など重要なモデルに携わった6年間も含まれます。また1999年にはコンセプトカー「Hunaudieres」(ユノーディエール)のスケッチを担当した名デザイナーです。
パワートレインは、「コンチネンタルGTスピード」から6.0リットルW12型ツインターボエンジンを流用、最高出力650ps・最大トルク900Nmを発揮します。また動力性能では、0-100km/h加速3.6秒、最高速度335km/hのパフォーマンスを発揮すると予想されます。
注目はその価格で、261ポンド(約3億円)超えと、ベントレー史上最高額のモデルとなる可能性があることもわかりました。
(APOLLO)