こんなものまで!? ふるさと納税でもらえる、クルマ関連の返礼品を紹介

■ホイール、エアロパーツに、ドラレコまで、返礼品は多種多様

皆さんは、ふるさと納税を利用していますか。

ふるさと納税は自分の生まれ故郷や応援した地方自治体へ向けて、寄附ができる制度です。手続きを行うと、寄附金のうち2,000円を超える部分について、所得税の還付・住民税の控除が受けられます。

普段の納税の一部を、寄附金として送ることで、お金の使い道を決めることができ、さらにお礼の品までもらえる、素敵な仕組みですね。

今回は、ふるさと納税でもらえる、クルマ関連の返礼品に注目し、その一部を紹介していきます。

●キャンピングトレーラー「X-cabin」300

キャンピングトレーラー「X-cabin」300
キャンピングトレーラー1台という、驚愕の返礼品(写真:植平工業)

奈良県宇陀市が用意している返礼品で、寄附金額は2000万円と超高額です。けん引免許がなくても普通車で牽引できるキャンピングトレーラーになっています。

アルミボディで、クーラー・換気扇・バックモニターは標準装備、別途見積もりが必要ですが、オーダーメイドで各種オプションを装着することも可能です。

全長4,520mm×全幅2,110mm×全高2,160mmのビッグサイズ。非常に高額な寄附金が必要になりますが、「ふるさと納税の返礼品でトレーラーもらっちゃた」なんて言ったら、驚かれること間違いなしですね。

●BBS製 鍛造アルミホイール4本セット

BBSホイール
鍛造アルミホイールの老舗、BBSのホイールも返礼品に(写真:BBS)

鍛造アルミホイールといえばBBS。このBBS製ホイールを返礼品として用意するのは富山県高岡市です。BBS製ホイールを高岡市内で生産している関係から、返礼品になっています。

BBS LM
人気のLMも用意されています(写真:BBS)

スポーティな走りを体現した超ジュラルミン製軽量ホイールです。サイズは21インチの9J 5穴でP.C.D120を2本と10Jの同サイズを2本となります。レクサスLSやLCなどに適合するホイールです。

寄附金額は360万円で、RI-DやLMといった人気のデザインを展開しています。憧れのBBSをホイールを、ふるさと納税で手に入れてみてはいかがでしょうか。

●ENKEI製 アルミホイール4本セット

ENKEIホイール
シンプルでも高機能なENKEIのホイール。(写真:ENKEI)

ドレスアップとスポーツ性能を併せ持つ、高性能アルミホイールを製造するENKEI。人気シリーズのPF07などを返礼品にしているのが、静岡県磐田市です。

18インチホイールで8J(インセット45)、5穴のP.C.D114.3(P.C.D100も用意)となっており、レクサスIS、プリウスやクラウン、アルファード、スカイラインなど幅広い車種で装着可能なホイールです。

寄附金額は52万円、色違いやデザイン違いなども用意されています。鋳造ながら、軽量で高剛性なENKEIホイール。ドレスアップからスポーツ走行まで幅広いユーザーに人気の商品です。

●TOOL BOX BED KIT Jimny(ジムニー専用ベッドキット)

ジムニーベッドキット
最高の悪路走破性を誇るジムニーが、最高の車中泊空間に。(写真:株式会社昌栄)

大阪府八尾市に本社を構える、株式会社昌栄が製造しているのが、本格クロカンジムニーを快適なベッドスペースに変える、車載ベッドスペースTOOL BOXです。

ジムニー専用設計されているこのキットは、限られたスペースを余すことなく使用し、最長約1.8mのベッドスペースを確保します。簡単取り外し可能なフレーム構造になっており、多彩なアレンジが可能です。

悪路走破性の高いジムニーを、快適なアウトドアレジャー仕様に変える一品。寄附金額は30万円になります。

●シルクブレイズ アルファード用フロントスポイラー

シルクブレイズエアロ
返礼品にまさかのエアロパーツまで登場です。人気のアルヴェルをさらに精悍にします。(写真:株式会社ケースペック)

高級感とスポーティさを両立し、デザイン性の高いエアロパーツで人気のシルクブレイズ。30系アルファード用のフロントリップスポイラーを返礼品として用意するのは、愛知県碧南市です。

塗装済みから素地の商品まで選ぶことができ、もちろんアルファードだけでなくヴェルファイア用のフロントリップスポイラーも用意されています。

寄附金額は15万4000円。アルヴェルオーナーで、ふるさと納税を考えている方におすすめの一品です。

●F.R.C 2カメラドライブレコーダー

ドライブレコーダー
必須級の装備品となったドラレコ。高機能2カメラモデルが返礼品に登場です。(写真:株式会社エフ・アール・シー)

今やクルマの装備として欠かせない存在となったドライブレコーダー、これもふるさと納税の返礼品でもらうことができます。提供しているのは静岡県焼津市、FC-DR222WWのドライブレコーダーが返礼品です。

前後200万画素の高画質録画ができ、STARVIS搭載のドライブレコーダー。昼夜問わず鮮明で高画質な映像を記録します。フロントカメラには2.7型液晶モニターを搭載し、その場で録画映像を再生することも可能です。

さらに、この返礼品の良いところは取付作業まで含めている点です。モノがあっても取り付けが難しいと悩む方に、最適な返礼品ではないでしょうか。寄附金額は10万円です。


まだまだ紹介しきれないほど、クルマに関係する返礼品があります。

愛知県津島市の「セミオーダーカースロープ」(寄附金額11万4000円)、大阪府河内長野市の「ツールキャビネットセット」(寄附金額38万7000円)、ユニークなところでは山梨県富士河口湖町で行われているFIAT500のレンタカーを24時間乗り放題チケット(寄附金額2万8000円)といったものまで多種多様です。

2021年のふるさと納税の申し込みは12月31日までです。手続きはお早めに。

(文:佐々木 亘

この記事の著者

佐々木亘 近影

佐々木亘

大学卒業後、銀行員になるも3年で退職し、大好きだった車の世界へ足を踏み入れました。自動車ディーラー営業マンへ転職し、レクサス・セールスコンサルタントとして自動車販売の現場に7年間従事します。
現在はフリーライターとして独立し、金融業と自動車ディーラーでの経験を活かして活動中です。車にまつわる金融・保険・法規などの、小難しいテーマを噛み砕き、わかりやすい情報へと変換して発信することを心がけています。常にエンドユーザーの目線に立った、役立つ情報を届けていきたいと思います。
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