■ドライ、ウエットでラップタイムを大幅に削減
横浜ゴムは、ストリートスポーツタイヤの新商品「ADVAN NEOVA AD09(アドバン・ネオバAD09)」を2022年2月から発売し、日本・アジア・北米で順次展開します。
発売サイズは、スポーツカーから世界的なプレステージカーまで対応する275/30R20 97W XL~165/55R15 75Vの20サイズ。さらに、2022年末までに21インチまでを含む計60サイズが追加される予定となっています。価格はオープン。
「ADVAN(アドバン)」は、世界の高級車にOEタイヤ(新車装着タイヤ)として採用されているのをはじめ、高性能タイヤを多くラインナップ。もちろん、モータースポーツでの数々の実績などによりYOKOHAMAを代表する最上級ブランド。
「ADVAN NEOVA」は、モータースポーツ、サーキットがルーツ。「ADVAN最強のストリートスポーツタイヤ」をコンセプトに掲げ、様々なモータースポーツ活動で培われた最新のレーシング技術が投入されています。そのブランドイメージにより、走りやカスタム、チューニングを楽しむユーザーから高い支持を集めています。
「ADVAN NEOVA AD09」は従来品の「ADVAN NEOVA AD08R」の後継で、9年ぶりの新商品。
「ADVAN NEOVA」シリーズの特徴である速さと楽しさを継承しながら、ドライでのグリップやコントロール性、耐摩耗性能の進化が図られています。
部材から見直され、再設計された新構造や強さ、しなやかさを追求したという新プロファイルにより、YOKOHAMA史上最高レベルのケーシング剛性を実現しているそう。
また、緻密に最適化された専用の非対称トレッドパターンと粘弾性のバランスを追求した新コンパウンドが採用されています。これらにより、ラップタイムの短縮が期待できるドライグリップを実現。
ドライはもちろん、ウエットコースでのタイムも従来型よりも大幅に削減しているのも見逃せません。アマチュアドライバーを助ける優れたコントロール性、サーキット走行でも長く使用できる耐摩耗性能も兼ね備えているそうです。
さらに、カスタム、チューニングの面でも妥協はなく、斬新かつ洗練された独自性の高いパターンデザインも目を惹きます。コントラストが鮮明にされたブランドロゴなどがカスタム、チューニングカーに合う見た目も演出されています。
(塚田 勝弘)