アウディA3初のクロスオーバー誕生へ。車名は「オールロード」が有力

■「MQB Evo」プラットフォーム採用、、「A3 シティホッパー」も候補に

アウディは2020年3月、人気コンパクト「A3スポーツバック」を発表しましたが、初のハイライディングモデルの設定が確実となりました。

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アウディ A3 オールロード 開発車両

カメラが初めて捉えたプロトタイプはボディ下部をカモフラージュしていますが、ホイールアーチの周りに、なにかプラスチック製のクラッディングがあるように見えます。保護カバーはフロントバンパーまで延長されているほか、サイドスカートの幅が広いようです。

また、ベースとなるA3には標準装備されていないルーフレールが装着されているほか、偽装具合からみて、前後パンバーが専用デザインになると予想されます。

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アウディ A3 オールロード 開発車両

アウディは2019年7月、エントリーモデル「A1」にハイライディング派生モデルとなる「Citycarver」(シティーカーバー)を設定しました。

こちらはA1ハッチバックと比較して35mm(2.0インチ)リフトアップされたサスペンションが装備されていますが、A3にも同じくこの処理が適用される可能性が高く、市販型では「MQB Evo」プラットフォームに乗るはずです。

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アウディ A3 オールロード 開発車両

プロトタイプでもう一つの注目は、フロント左フェンダーに充電ポートが配置されており、これがPHEVバージョンであることがわかります。この場合、前輪駆動となりますが、クワトロ全輪駆動場バージョンの設定も噂されています。

市販型車名は、当初A1同様に「A3 シティカーバー」と予想されてましたが、最新情報では「A3 シティホッパー」が取り沙汰されているほか、その知名度から「A3 オールロード」に決定したという情報もあります。

いずれにしても、A3ハイライディングモデルの登場は、2022年内になるはずです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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