■コンセプトで見られた赤とほぼ同色の傾斜したCピラーの一部が初めて露出
起亜が現在開発を進めるコンパクト・クロスオーバーSUV「ニロ」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
キャッチした開発車両はこれまでで最もカモフラージュが軽く、ピラーが露出しているほか、ファンキーなLEDデイタイムランニングライトも見てとれます。
市販型は、2019年に公開された「ハバロニ コンセプト」から多くのスタイリングを継承。クラムシェルフードや、コンセプトで見られた赤とほぼ同色の傾斜したCピラーの一部が初めて露出しているほか、後部ではブーメラン型テールライトも見えています。
またマスキングされたグリルは、起亜特有のタイガーノーズから「サメ」をテーマにした形状に置き換わっていることが濃厚です。
キャビン内も完全に新設計されます。ダッシュボードには、フルデジタル化されたデュアルディスプレイが組み込まれているほか、インフォテイメントのタッチスクリーンが少し低い位置に配置されていますが、今後「EV 6」のようにフラットに修正される可能性があるでしょう。
パワートレインは、ハイブリッドのほかPHEVなどすべて電動化される予定で、PHEVモデルには77.4kWhのバッテリーパックと最高出力324ps・最大トルク605Nmを発揮するデュアルモーター四輪駆動パワートレインを検討している可能性があるといいます。
ニロ次期型のデビューは、2022年初頭と予想されています。