伝説の元レースクイーンの息子がチェック!?クルマ酔いに弱い子どもに優しい、雨にも強い、家族のためのトーヨータイヤ新ミニバン専用タイヤ「トランパスmp7」 【トーヨータイヤ・トランパスmp7】

■今や一児の母、伝説の元レースクイーン「なべじゅん」の長男、いおくんも納得の快適性

なべじゅん&衣青 MP7-2
なべじゅんママはいおくんの酔いを気にしていましたが、いおくんは終止ゴキゲンです

富士スピードウェイイメージガールのクレインズ、エネオスガールズ、そして東京オートサロンイメージガールのA-Classなどを歴任したトップレースクイーン&キャンペーンガールの渡辺順子さんも、今や一児の母。そして現在では現役のモデル、MCとして活躍する「なべじゅん」から編集部にあるお悩み相談が…。

「息子のいお(衣青)が、すぐクルマに酔ってしまうのでどうにかしてほしい」というものでした。

そんなとき、グッドなタイミングでもうひとつの情報が編集部に! トーヨータイヤが新作タイヤ『トランパスmp7』を発表するというのです。これはもう、「なべじゅんママ」と衣青くんに、『トランパスmp7』を体験してもらい、その乗り心地の良さをチェックしてもらおうとなったのです。

●日本初のミニバン用タイヤ「トランパスMP」を世に出したトーヨータイヤ

トランパスmp7ロゴ
2021年12月発表、2022年1月に発売が予定されている、新作ミニバン専用タイヤのトランパスmp7

『トランパスシリーズ』は1995年に登場したミニバン専用タイヤです。当時はまだ、乗用車と言えばセダンやハッチバックが主流。ミニバンという言葉もやっと聞かれるようになっていたものの、ミニバンを意識したタイヤはなく、あったとしても商用車用タイヤに近いものでした。

そうしたなか、トーヨータイヤはいち早く乗用ミニバンに求められる性能を向上したタイヤとして『トランパスMP』を市場投入。以後、モデルチェンジを繰り返しながら最新モデルの『トランパスmp7』へと進化しました。

トランパスmp7 トレッドデザイン
3本のストレートグルーブが高い排水性を確保、不等ピッチのブロックは静粛性を高めている

『トランパスmp7』は、従来モデルの『トランパスmpZ』が持つ、ミニバン専用タイヤとしての性能に加えて、ウェットでの操縦安定性と制動性能をアップしたモデルとして2021年12月に発表したばかりのタイヤ。クリッカー編集部では、一足早く『トランパスmp7』を入手。フォルクスワーゲン・ゴルフトゥーランに装着し、チェック開始です。

●ウェットでも不安なく走れ、直進安定性、静粛性もマル

トランパスmp7 ウエット走り
一般道と高速道路ではヘビーウェット、ワインディングではウェットを試せたが、その性能はかなり高いものであった

走り出したタイミングでは運良く(?)土砂降りの雨に見舞われました。この雨の中でチェックすることができたのですが、ウェットでの印象で、扱いやすさはまったく不安のないものでした。深めの水たまりを通過しても、ハンドルを取られるようなこともなく、しっかりと走ってくれます。

さて、なべじゅんママといおくんと合流します。ここですでになべじゅんママは不安げな様子。聞くと、いおくんは先日もおじいちゃんの運転で酔ってしまったとのことで、運転するこちらもちょっと不安になります。とはいえ、いおくんはちゃんとチャイルドシートに座ってくれたので一安心し、クルマを走らせます。

小さな子どもを乗せているので、それなりに慎重な運転になるのですが、『トランパスmp7』はそれをしっかりと受け止めてくれる印象のタイヤです。直進安定性が高く、とくに何もすることなくビシッと真っ直ぐ走ってくれます。しかし、それは無理矢理に直進安定性を向上させた感じではなく、自然なフィーリングで真っ直ぐ走ってくれて、かつ横方向に振られることはほとんどありません。

なべじゅん&衣青 MP7-3
こんなキツいコーナーがあるワインディングまで来られて、いおくんも大満足

ステアリング中立(つまり直進時)で、タイヤが一生懸命に真っ直ぐに走ろうとした場合、ミニバンだと後席に乗っている人が左右に振られることがあるのですが、『トランパスmp7』はその不要な動きが感じられず、後席に乗っている人も楽に過ごせる印象です。いおくんも車窓に映るロマンスカーを見てキャピキャピと楽しんでいます。

トランパスmp7 ワインディング走り
ワインディングでの走りもしっかりとしている。小さい子どもが乗っていなければ、速めのペースで走っても安定感は持続傾向

もっとも懸念されたワインディングですが、いおくんは終止ゴキゲンでドライブを楽しんでくれます。乗り心地のいいタイヤはサイドウォールを柔らかく作ることが多いので、ワインディングなどでステアリングを切ると、グラッとした動きをすることがあります。

こうした動きはミニバンなどの車高の高いクルマほど顕著に表れて、なおかつクルマ酔いの原因にもなります。『トランパスmp7』は、快適な乗り心地を確保しながらも、ステアリングを切った際のぐらつき感がないので、すべての席で高い安心感が得られます。

トランパスmp7 高速 走り
高速安定性に優れ、静粛性も高いのでロングドライブでも疲れないタイプのタイヤだ

舞台を高速道路に移してみると、静粛性の高さが感じられました。郊外路での60km/hレベルから高速道路の100km/hレベルまで、とくに気になるノイズはありません。高速道路を走るとさらに中立感の高さを感じられます。レーンキープシステムが働いたときも、グイッと車線を修正されるのではなく、スッとスムーズな動きになるので横に振られる感じは少なく不快感がありません。また、レーンチェンジを行った際も同様で、グイッと踏ん張って車線を変更するのではなく、スッとした動きになり違和感がなく快適です。

●クルマに酔いやすい子どもも熟睡できる安心感

なべじゅん&いお MP7-4
ドライブをこんなに楽しめたことはなかったいおくん。なべじゅんママも免許取得に向けて頑張るので、トランパスmp7を履いて快適に過ごしてほしい
衣青 熟睡 MP-7
クルマ酔いの心配もなんのその。あまりの快適さに熟睡モードに入ってしまったいおくん

朝から夕方まで取材に付き合ってくれたいおくんは、さすがにお疲れなようで、チャイルドシートに座ったまま熟睡してしまいました。クルマ酔いを心配していた「なべじゅんママ」もホッと一安心なご様子。

最後に、一日『トランパスmp7』を体験した印象を聞いてみると、「タイヤによって、こんなに乗り心地が変わるなんてびっくり。いおがまったく酔わなかったのは本当にすごいと思います。今度、地元に帰ったら両親にもこのタイヤを薦めます」とのこと。

今回の限られた時間でのチェックでは確認できませんでしたが、『トランパスmp7』は低燃費とロングライフの性能も自慢だとのことで、子育て世代のお財布にも優しいタイヤと言えそうです。いおくんが車内で快適に過ごせたことからも、ファミリーミニバンに最適なタイヤであることを実感しました。

【TOYO TIRES TRANPATH mp7 サイズ展開 全28サイズ】

TRANPATH mp7サイズ展開
14インチから18インチまで、全28サイズをラインアップするトランパスmp7

14インチ:165/65R14 79H/185/70R14 88H
15インチ:165/60R15 77H/185/60R15 84H/165/65R15 81H/175/65R15 84H/185/65R15 88H/195/65R15 91H/205/65R15 94H
16インチ:205/55R16 94V XL/195/60R16 89H/205/60R16 92H/215/60R16 95H/205/65R16 95H/215/65R16 98H/215/70R16 100H
17インチ:205/50R17 93V XL/215/50R17 95V XL/205/55R17 95V XL/215/55R17 94V/225/55R17 101V/215/60R17 96H/225/60R17 99H XL
18インチ:215/45R18 93W XL/225/45R18 95W XL/225/50R18 95V/235/50R18 101V XL/225/55R18 98V

転がり抵抗性能:すべてのサイズでA
ウェットグリップ性能:a=20サイズ/b=8サイズ

(文:諸星 陽一/写真:田村 弥/モデル:渡辺 順子、いお)

【製品情報】
TOYO TIRES TRANPATH mp7 https://www.toyotires.jp/product/tamp7/

Sponsored by TOYO TIRES

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
続きを見る
閉じる