■トナーレの下に位置し、MINIが開発中の新型SUVのライバルに
アルファロメオは現在、新型クロスオーバーSUV「トナーレ」を開発していますが、上位モデル「ステルヴィオ」「トナーレ」に続く第3のSUVを開発している可能性が高いことがわかりました。
ステルヴィオは、同ブランド初のクロスオーバーSUVとして2017年に発売されたフラッグシップSUVです。「ファーストエディション」では、2.0リットル直列4気筒エンジンを搭載しました。
開発中の「トナーレ」は、ジープ「レネゲード」から流用する1.3リットル直列4気筒エンジンや、プラグインハイブリッドが予想され、エントリーSUVとして開発が進められていると思われていました。
しかし、ブランドCEOであるJean-Phillipe Imparato氏は、直近のメディアでのインタビューにて、さらなるコンパクトSUVの発売を示唆、それがトナーレの下に位置される可能性を語っており、「Brennero」(ブレンネロ)の車名が噂されています。
ブレンネロは、PSAグループの「STLAスモール」プラットフォームに乗り、内燃機関エンジンとアルファロメオ初のフルエレクトリックモデルで提供されると伝えられています。
市販型ではMINIが極秘開発中と噂される「クロスオーバー」(海外名 : カントリーマン)の下に位置する予定の新型クロスオーバーの競争相手となる可能性がありそうです。
ブレンネロのワールドプレミアは2023年と予想されているほか、開発が遅れているトナーレは2022年6月の発売が有力だといいます。同社は2026年まで5台以上の新型モデルをリリース予定ですが、この2台のSUVがその中に含まれています。