VWパサート後継モデル が初出現! EVセダン「エアロB」市販型をスクープ

■2018年に公開された「ID Space Vizzion」を起源、EVプラットフォーム「MEB」を採用

フォルクスワーゲン(VW)が現在開発をしていると見られる新型フルエレクトリック・セダン「エアロBセダン」(仮称)市販型プロトタイプを、カメラが初めて捉えました。

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VW エアロB 市販型プロトタイプ

エアロBは、2018年に公開された「ID Space Vizzion」を起源とし、将来「パサート」と置き換えられると予想されています。生産型ではVWグループのEVプラットフォーム「MEB」を採用、「フェートン」クラスの内部空間を持ち、2023年にデビューが確定しています。

VW Vizzionコンセプト
VW Vizzionコンセプト

オーストラリア・アルプスで捉えたプロトタイプは、グリルとヘッドライトの上のテープを除いてほぼフルヌード状態です。「ID.3」と「ID.4」から判断すると、メインランプの間の領域にLEDライトアクセントが配置される可能性がありそうで、黒いトリムのストリップはグリルのように見えますが、実際には開口部ではありません。

よく見ると下部領域はインテークではなく塗装されたセクションであり、密閉されています。EVは燃焼エンジンほど冷却を必要としないため、最下部のメッシュ部分だけがエアインテークとなっています。

サイドビューでは、リフトバックにつながる流れるようなルーフラインが見てとれるほか、フラッシュドアハンドルを装備、シンプルでスポーティなボディスタイルと言えそうです。後部では、リアウィンドウ上部にLEDストリップテールライトを配置。バンパー下部には排気口のようなものが見えますが、もちろんダミーのコンポーネントです。

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VW エアロB 市販型プロトタイプ

EVスペックは84kWhのバッテリーを搭載、航続は700km、最大200kWの充電に対応し、急速充電を使用すれば約10分で230km分を充電します。ベースモデルは後輪駆動と予想されますが、2モーター、全輪駆動バージョンも有力で、エステートやパフォーマンス重視の「GTX」バージョンのラインアップも期待されています。

エアロBの生産は2023年からドイツのエムデンにある同社工場で行われ、車名は「ID.6」も候補に挙げられているようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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