フォード・エベレスト、7人乗りクロスオーバーSUVがついに電動化へ

■初代は、マツダ「Bシリーズ」フォード「レンジャー」をベース

フォードのミッドサイズ・クロスオーバーSUV「エベレスト」次期型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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フォード エベレスト 次期型プロトタイプ

初代エベレストは2003年に登場、マツダ「Bシリーズ」、フォード「レンジャー」をベースとしていました。第2世代は2015年に発売されており、インドでは「エンデバー」として販売されているほか、フランス軍向けに「Arquus TrapperVT5」と呼ばれるアーミーバージョンも設定されています。

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フォード エベレスト 次期型プロトタイプ

ヨーロッパで捉えたプロトタイプは、フロントガラスに丸いイエローのステッカーが貼られており、これがハイブリッドモデルであることがわかります。また四角いフロントエンド、新設計されたLEDデイタイムランニングライトを備える大型化されたヘッドライト、後部ではL字型テールライトの一部などが確認できます。

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フォード エベレスト 次期型プロトタイプ

足回りでは、6つのラグナットを備えるホイールを装備しており、新型では寛大なサスペンショントラベルを確保するための高い最低地上高とともに、頑丈なボディを持っていいることを意味しています。

パワートレインは市場により異なりますが、4つのパワートレインが予想されています。噂によると、ディーゼルエンジンでは2.0リットル直列4気筒ツインターボと、より強力な3.0リットルV型6気筒を用意、

ガソリンエンジンでは2.3リットル直列4気筒PHEVユニットと、2.7リットルV型6気筒ツインターボがラインアップされるといいます。また一部のパワートレインでは、10速オートマチックトランスミッションが期待され、RWDと4WDをセレクト可能になると予想されます。

キャビン内では、12インチまたは15.5インチのタッチスクリーンを備えたフォード最新の「SYNC4」インフォテイメントが採用されるでしょう。エベレスト次期型のワールドプレミアは、2022年内となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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