■「GR 86」用に豊富なカスタマイズパーツを開発
7月29日、新型スバル「BRZ」の車両価格(6MT:308~326.7万円、6AT:324.5~343.2万円)が正式発表され、同日受注を開始しました。
これにより、兄弟車となる新型トヨタ「GR 86」についても車両価格が予測可能となりました。
各種情報によると同車は正式発表を本年10月中頃に控えている模様で、9月中旬に予約受注開始、12月頃の納車を目指しているようです。
「SZ」「RZ」「RC」の3グレードが設定されており、販売店では既に先行予約を受け付けているとの情報もあるようで、簡易版の製品カタログも存在する模様。
そうしたなか、AE86の時代からモータースポーツやストリートパーツ開発の分野に携わってきたTRD(Toyota Racing Development)が先頃、「GRパーツコンセプト」および「GRパーツ」のティザーサイトを公開しました。
レーシングカー開発やレースで培った技術を活かし、トヨタ車用のチューニングパーツの製作や販売を行って来たTRDですが、現在はトヨタ自動車の子会社であるトヨタテクノクラフト、ジェータックス、トヨタモデリスタインターナショナルを統合して2018年4月に誕生したTCD(トヨタカスタマイジング&デベロップメント)の製品開発部門として活動を続けています。
同社では、GR 86のストリートスペシャルをつくりたいとの思いから、“スタイリッシュ・ストリート・スポーツ”をコンセプトに「GRパーツ コンセプト」を開発。
これまでに蓄積したノウハウを注ぎ込んで「86をどれだけ速く走らせられるか」という観点でデザインされており、それを“趣味から日常まで両立できる愛車”を目指して具現化したのが「GRパーツ」という訳です。
「GRパーツ」はサーキットのみならず、街中など普段使いの場でも映えるビジュアルにこだわって作り込んでいるのがポイントで、GR 86でも是非カスタマイズを楽しんで欲しいとしています。
ちなみに、「GRパーツ」はフロントスポイラー、サイドスカート、リヤバンパースポイラー、スポーツマフラー、フェンダーダクトフィン、スポーツサイドバイザー、カナード、トランクスポイラー、19インチ鍛造アルミ製アロイホイール&タイヤセット、フューエルリッドガーニッシュ、サスペンションキット(全長調整式)、モノブロックブレーキキット、インテリアパネルセット、ニーパッド、キーカバーなどで構成。
迫力のエアロパーツや4本出しスポーツマフラーが目を惹くとともに、トラス構造をイメージした鍛造アルミホイールがスポーツマインドを掻き立てます。
なお、GR 86用のカスタマイズパーツとしては同社の他にも、TOM’SやHKS、CUSCO、SARD、TRUST、BRITZなどの各社が開発を進めている状況。
このように、カスタマイズ派のみならずノーマル派にとっても、気になるパーツが豊富に揃っているだけに、目前に迫ったGR 86の予約受注開始が大いに待たれます。
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【関連リンク】
トヨタ GR 86
https://toyotagazooracing.com/jp/gr/86/
GR PARTS
https://www.trdparts.jp/product/gr86/grparts/
スバル BRZ
https://www.subaru.jp/brz/brz/