新型トヨタ・ランドクルーザーの価格は510万円~800万円!! 初設定の「GR SPORT」の専用装備をチェック

■「GR SPORT」は専用の内外装、世界初採用の「E-KDSS」を搭載

2021年8月1日に70周年を迎えたトヨタランドクルーザー。その翌日に新型ランドクルーザー(300系)が発売されました。搭載されるパワートレーンは、415PS/650Nmの3.5L V6ツインターボガソリンエンジン、309PS/700Nmの3.3L V6ツインターボディーゼルエンジン。

トヨタ ランドクルーザー
「GR SPORT」のエクステリア

組み合わされるトランスミッションは「Direct Shift-10A」で、ガソリン、ディーゼル向けにそれぞれ駆動力特性と変速タイミングが最適化されています。

ガソリンエンジンモデルは、2列5人乗りの「GX」のほかは3列7人乗り仕様で、価格帯は510万円〜770万円。ディーゼルエンジン仕様は2列5人乗りのみで、「GR SPORT」が800万円、「ZX」が760万円です。

トヨタ・ランドクルーザー
「GR SPORT」のリヤビュー

注目は、新設定される「GR SPORT」でしょう。

エクステリアは、専用となるラジエーターグリル、フロントバンパー、リヤバンパー、ホイールアーチモール(ブラック)、リヤトヨタエンブレム(アクリル+ブラック)、リヤマッドガード、18インチアルミホイール(マットグレー塗装)、エンブレム(フロント・サイド・リヤ)、バックドア下端デカール、ロッカーモール(ブラック)、専用車名エンブレム(ブラック塗装)、アウトサイドドアハンドル(ブラック塗装)、ドアミラー(ブラック塗装)が用意されています。

トヨタ・ランドクルーザー
「GR SPORT」のインテリア

インテリアも専用装備が数多く用意されています。本革巻きステアリングホイール(切削カーボン調加飾・GRエンブレム付)をはじめ、オープニング画面(T-Connectナビ装着時)、フロントシート(GRエンブレム付)、インテリア加飾(切削カーボン調パネル)、専用内装色(GR専用ブラック/GR専用ブラック&ダークレッド)、専用スマートキー(GRエンブレム付)が備わります。

トヨタ・ランドクルーザー
「GR SPORT」のスタビライザーロック時のイメージ

足まわりも専用になり、世界初採用になる「E-KDSS」は、電子制御でスタビライザー効果を変化させるデバイスで、街中での走行安定性とオフロードの走破性を高次元で両立させるサスペンション制御システムを装備。

また、フロントには、リヤに加えてフロントにも電動デフロックが搭載され、様々な悪路環境下で、より優れた走破性を発揮するそうです。

塚田 勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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