■自然と一体になった注目の商業施設をのんびり巡ろう!
皆さんは三重県多気町にオープンした大規模商業リゾート「VISON(ヴィソン)」をご存じでしょうか。紀勢自動車道勢和多気インターチェンジの目の前、東京ドーム24個分という広大な敷地にホテルやレストラン、産直市場、薬草湯、農園といった自然志向の施設が点在する今話題のスポットです。
このヴィソンの広々としたエリアを巡る手段として、「GOGO!」という次世代パーソナルモビリティの開発・販売を行うFuture株式会社が、シェア型モビリティ「Future GOGO!シェア」50台を導入し、7月20日からサービスを開始しました。
モビリティシェアサービスは、スマホアプリ「GOGO!SHARE MIE」内で登録を行うことで利用可能になります(普通自動車免許が必要)。
登録完了後、電動モビリティ「Future GOGO!シェア」に付属するQRコードを読み込むと電源がオンになって走行が可能に。ヴィソン内にある4つのポートで乗り出し・返却ができるので、施設内をのんびりと回遊するのに最適な手段というわけです。
Future株式会社では、すでに愛知県春日井市JR川勝駅を拠点としたエリアで電動3輪バイクのシェアサービスを行っていますが、今回のヴィソンでの運用は、最先端技術を組み合わせて地方自治体と企業が高齢化や過疎化に取り組もうという「三重県広域連携スーパーシティ構想」の趣旨に沿ったもの。
加えてFuture株式会社の社長である元レースクイーン&元レーシングドライバーの井原慶子さん(現日産自動車社外取締役)が、三重県の政策アドバイザーを務めていらっしゃることも、実現のきっかけとなったようですね。
コロナ禍によって新しい生活のあり方が問われていますが、ヴィソンのような自然と一体となった商業施設の在り方は、今後注目を集めるものと思われます。機会があれば、その楽しさを体験してみたいですね。
(文:角田 伸幸)
【関連リンク】
VISON
https://vison.jp/
Future株式会社
https://www.futuremobility.fun/