■6月23日デビュー決定! 3.5リットルV型6気筒エンジンで299馬力
日産が海外で展開するハイモデルブランド、インフィニティは、6月23日に新型「QX60」をワールドプレミアすることを発表、内装の一部を先行公開しました。
同ブランドでは、2014年以降の全モデルに「Q」を使用。「QX60」は「XJ」からに車名が変更され、2016年に改良型が発表されており、これが初のフルモデルチェンジとなります。
2020年9月には、「QX60 Monograph」(QX60 モノグラフ)を発表、QX60次期型を示唆していました。
公開されたティザーイメージは、上質なレザーを使用したダッシュボード、その上には、ワイドなナビゲーションディスプレイを搭載。
現行型よりあきらかにラグジュアリー感がアップしている様子が伺えます。
市販型3列シートのQX60は、日産「パスファインダー」をベースにしており、パスファインダーも数ヵ月前にアップデートがなされています。エクステリアはQXモノグラフに近いデザインが反映されるはずです。
パワートレインも同モデルと共有、3.5リットルV型6気筒エンジンを搭載し、9速ATと組み合わされます。パスファインダーでは最高出力288psと最大トルク351Nmを発揮しますが、QX60では最高出力299psにブーストアップされると予想されています。
インフィニティは、QX60が最大2,721kg(6,000ポンド)を牽引できると主張し、より魅力的なドライビング体験を実現するために、トルクベクタリング予測AWDを備えていることがアナウンスされています。
そのほか、インテリジェント・クルーズコントロール、交通標識人気などの機能を含む半自律技術の「ProPilotAssist」を備えています。