■2022年、BMW「MDivision」50周年記念式典で発表か? 0-100km/h加速は2秒
BMWは現在、新型M2に設定される派生EV「iM2」(仮称)を開発しているとみられていますが、そのスペックが話題となっています。
英Car Magazineの取材によると、BMWではコードネーム「ProjectKatharina」とよばれるプロジェクトが進められており、2022年のBMW「MDivision」50周年記念式典に間に合うよう、フルエレクトリック版「M2」が発売される可能性があるといいます。
そのスペックは、各車軸に4基の電気モーターを搭載し、最高出力1,341psを発揮、0-100km/h加速2〜2.5秒、ニュル北コースを7分未満で駆け抜けると予想されています。
これが事実なら、世界のトップハイパーカー並のスペックとなります。
先月捉えたプロトタイプは、ボンネットに2つのベントを装備し、目立つトランクリッドスポイラーが確認できます。またエキゾーストパイプは見当たらず、トランクリッドに電動モデルであることを示すステッカーが貼られていることからエレクトリックモデルと思われます。
さらに車軸間のアンダーボディが延長されており、そこにバッテリーパックが搭載されている可能性がありそうです。
キャビン内ではリアシートが削除され、代わりにロールケージを配置、2人乗りに改良されており、ハードコアモデルと予想されています。
市販型では、巨大キドニーグリルが採用されるかどうかなど、最終デザインは不明ですが、BMW Mパフォーマンス部門がEVモデル開発を加速させていることは間違いなさそうです。
(APOLLO)