カメラマンが「からかわれた」!? VW次世代マルチバン「T7」市販型はスタイリッシュなLEDユニットを装備

■現行型より短く、より滑らかで低いフードを装備、フロント全幅に広がるLEDに注目

フォルクスワーゲン(VW)が開発中のマルチバン「T7」の最新プロトタイプをカメラが捉えるとともに、市販型フロントマスクが映るティザーイメージが初公開されました。

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VW T7 市販型プロトタイプ

Tシリーズは「欧州のハイエース」的存在であり、現行型「T6」は2019年に「T6.1」へ改良、いよいよ次世代型「T7」へバトンタッチされます。

VW T7 ティザーイメージ
VW T7 ティザーイメージ

捉えたプロトタイプからは、現行型より短く、より低いフードと、新設計されたフロントクォーターウィンドウを持っていることがわかります。

また、輪郭のはっきりとしたホイールアーチ、サイドには凹んだアクセントが特徴のキャラクターライン、そしてリアエンドではスポーティなスポイラーを備えるリフトゲートが確認できます。

テストドライバーがマスクを顔にかけて、カメラマンに向けてふざけているのも欧州人ならではです。

一方ティザーイメージでは、T6.1よりはるかに滑らかなフード、スタイリッシュなLEDライトニングユニットを装備する近未来的フロントエンドが見てとれます。ヘッドライトは一般的ですが、ほぼ全幅に広がるLEDストリップライトグリルは、マルチバンとしてはインパクト大と言えます。

キャビン内も大きな進化を見せます。デジタルインストルメントクラスタと自立型インフォテインメントシステムを備える「ゴルフ」風ミニマリストなコックピットが予想されます。

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VW T7 市販型プロトタイプ

パワートレインは謎のままですが、ガソリンおよびディーゼルはもちろん、マイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドなど電動モデルのラインアップも濃厚といえそうです。PHEVには「ゴルフGTE」から技術を流用した直列4気筒ガソリンエンジンと小型のモーターが組み合わされると予想されています。

T7市販型のデビューは今後数週間とみられます。

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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