■最高出力275hpを発揮する2.0リットル直列4気筒ユニットを採用
ヒュンダイの4ドアサルーン、新型「エラントラ」に設定されるハードコアモデル「エラントラN」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
1990年にデビューしたエラントラは、2020年に現行型となる第7世代を発表したばかりです。スポーティな「Nスポーツライン」が設定されていますが「N」はその最強モデルとなります。
捉えたプロトタイプはフロントバンパーを再設計、より大きな下部エアインテーク、ヘッドライトの下の大型開口部、分厚いサイドスカートを装備。
リアには4フィンディフューザーを備えるシャープなリアバンパー、リアスポイラー、トランクリッドスポイラー、そしてバタフライバルブ付きデュアルラウンドエキゾーストパイプを装備しています。
サイドビューでは、すべて黒で統一されたウィンドウトリム、そにれ伴うミラーキャップを装着、足回りには赤いブレーキキャリパー、複雑なデザインの大径ホイールを装備し「Nバッジ」でスタイリングを完成させています。
心臓部には最高出力275hpを発揮する2.0リットル直列4気筒ユニットを採用、6速マニュアル、および8速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わされます。
エラントラNは、他のエラントラの「ツイストビーム式リアアスクル」ではなく「マルチリンクサスペンション」を採用、アダプティブダンパーに乗り、ブレーキはフロント13.6インチ、リア12.4インチになるといいます。
Nモデルのデビューは2021年内と予想され、ホンダ「シビックタイプR」のライバルとして米国市場に投入されます。一方ヒュンダイは、2022年に水素燃料電池車(FCV)や、電気自動車(EV)で日本市場に再導入することが決定しており、エラントラNをはじめとする高性能モデルの投入が注目されます。