■トイレ用具が充実していてホスピタリティの高さに感動
2匹のミニチュアダックスフンドと暮らすライターが足を運んで、日本全国にある高速道路のサービスエリア(SA)に併設しているドッグランを紹介します!
今回は東海北陸自動車道・関(せき)SA(上り)です。
東海北陸自動車は愛知県の一宮市と富山県砺波市を結ぶ高速道路です。
途中には、世界遺産の白川郷や1085mの日本の高速道路最高点となる松ノ木峠PAもあります。
関SA(上り)は岐阜県関市に位置する東海北陸自動車道にあるサービスエリアです。ドッグランは、ぷらっとパークも併設しているため一般道からも利用できます。
店舗内では、この地方名産の飛騨牛など、地域の食材を使用した食事が楽しめるレストランをはじめ、里山の食堂が集うフードコートや、飛騨路の名産・味覚のお土産が並ぶ「みちの市」など見どころが満載。
名物の「にじますの唐揚げ」や「飛騨牛入りカレーパン」をテイクアウトして、テラス席やベンチで頂くのもおすすめです!
お目当てのドッグランは、建物の右側へ進んだ遊歩道の先、SAの出口側にありますので、利用する方は出口方面に駐車すると便利です。
緑の広がる敷地内には、水道設備も万全。ドッグランを利用しないワンちゃんも、お水を飲んだり手足を洗ったりすることができます。その中を進んで行くとガソリンスタンドの手前にドッグランを発見!
ドッグランは、全犬種用エリアの1ヵ所だけ。ドッグランの入り口前に水道設備があります。排泄物ボックスは、二重になっている出入り口の間に設置されています。
排泄物ボックスの上部の物入れを覗いてみると…なんと、排泄物用のビニールとブラシが入っていました。ビニール袋が有料のご時世、親切なサービスに感謝です!
エリア内の水道設備が、外の水道と向かい合わせになっているのは、ドッグランの中でも珍しいかもしれません。どちらも地面が広めのコンクリートになっているので、使用する際に汚れる心配もないでしょう。
240㎡のフィールドは障害物もなく広々として、ワンちゃんは思いっきり走れそう。フィールドの地面は、細かい砂利が敷き詰められています。
ゴミや落ち葉・雑草も少なく、しっかり手入れしていることがわかります。
ベンチはテーブルつき。大きめで頑丈な屋根もついているので、日陰で涼みながら休憩できます。
ドッグランの付近には、船のようなユニークな形をした屋根付きベンチ&テーブルもあります。
関サービスエリア(上り)は、広めの緑地や遊具もある公園になっています。
テイクアウトできる軽食やベンチも豊富にあるため、家族連れでワンちゃんと立ち寄って、ドッグランで遊んだ後は、お弁当や軽食をいただきピクニック気分を満喫するのもおすすめです。
(文:高市 智子/写真:萩原 文博)
※この記事は2023年4月29日に追記・再編集しました。