美しき着地をリーズナブルに実現できるエアサスをジェットストロークが独占販売【東京オートサロン2021】

■独メッサ製フォージドリムも映えるR8は陸に上がった両生類かのような極低姿態

いつも元気なジェットストロークからは、お家芸のエアサス完備の2台がオートサロンTVでお披露目されました。

エアサスブランドAirllen(エアレン)を擁するジェットストロークらしく、アウディR8アバルトスパイダーともに美しき着地を決めています。

R8のエアサスのタンクは魅せ技とともにフロントにビルトインされています。エアレンのエアサスはエアパイプ径が太いのが特徴で、これにより車高を圧倒的に速いスピードで上げ下げすることができます。

毎度のオートサロンのたびに奇抜なペイントで驚かせてくれるR8ですが、今回はシックなアースカラーで登場。同社イチオシのスプレータイプの塗装面保護「SPPF」(スプレーペイントプロテクションフィルム)がボンネット、バンパーへ施されています。

■正統派イタリアンオープンもジェットの手にかかれば西海岸の香り

アバルトスパイダーに搭載されているエアレンのキットはおよそ44万8000円と、他メーカーの同等スペックなら60万円くらいすることを考えるとかなりのリーズナブルさ。それでいて4輪独立電磁弁+リモコン付きと機能は揃っています。

ちなみにエアレンは取付け工賃も安く済むとのことです。

瞬時に極限まで下げられるのが「エアレン」の特徴

Bluetoothでコントロールできるようバージョンアップも構想中で、実現すればクルマから離れたところから車高を可変させることができるので、より注目を一身に集めることが可能となります。

ちなみにエアレンの他にもnull-bar(ヌルバー)というブランドも取り扱うジェットストローク。ドレスアッパー向けのエアレンの対極にある存在といいましょうか、ヌルバーはビルシュタイン、KWなど名だたるビックネームのダンパーを使用した走りに振ったエアサスです。

いまや中東にも本格進出しようと企むジャパニーズカスタム界の風雲児、ジェットストローク。今後の動向に大注目です。

(文:畑澤 清志/写真:金子 信敏・畑澤 清志)

【車輌情報】

出展者名:有限会社ジェットストローク

出展車両名:null-bar JAPAN /Airllen JAPAN Audi R8

出展車両名:null-bar JAPAN /Airllen JAPAN ABARTH spider