■特徴的な左右非対称パターンを採用する「MICHELIN Pilot Exalto PE2」
近年、各タイヤメーカーがクラシックカー向けのタイヤを新たに発売したり、復刻させたりしています。2021年3月24日、日本ミシュランタイヤはクラシックカー用タイヤを順次発売します。
「MICHELIN Pilot Exalto PE2(ミシュラン パイロット エグザルト ピーイーツー)」が4月から、現在でもお馴染みのアクティブコンフォートタイヤである「MICHELIN Primacy 3(ミシュラン プライマシー スリー)」が7月から発売されます。価格はオープンです。
80年代から90年代に生産販売された車両は「ヤングタイマー」もしくは「ネオクラシック」といわれ、デザイン性の高さや走りに加えて、より古い世代のクラシックカーと比べてパーツの入手やメンテナンスの容易という特徴があります。昔乗っていた人だけでなく、若年層も含めて国内外で人気が高まっています。
ミシュランは、クルマ文化の継承と、その時代における車両に最適なタイヤを提供するべく、この2製品をクラシックカー用タイヤのラインナップに追加。
「MICHELIN Pilot Exalto PE2」は、特徴的な左右非対称パターンによりコーナリング時に優れたドライグリップ性能を発揮するだけでなく、ウェット時における高い排水性能を確保することで、安全性にも寄与します。モダンクラシックでありながらもスポーツタイヤとしての性能も発揮し、「ヤングタイマー」本来の走りをドライビングプレジャーと共に現代に甦らせることができます。
一方の「MICHELIN Primacy 3」は、プレミアムな走りを求めるクラシックサルーン向け「アクティブコンフォートタイヤ」という位置づけ。高いグリップ力と静粛性を両立し、さらに高速時でも高い操縦安定性能を発揮するそう。
これまで、国内外の多くの車両に新車装着用タイヤとして採用された実績がその高いパフォーマンスを証明しています。
(塚田 勝弘)