■タイカン クロスツーリスモと同じ「J1」パフォーマンスプラットフォームを採用
アウディは2月、フラッグシップEVセダン「e-tron GT」を発表したばかりですが、その派生モデルとなる「e-tron GT シューティングブレーク」を大予想しました。
e-tron GTは、ポルシェ「タイカン」と同じ「J1」パフォーマンスプラットフォームを採用し、800Vの電気アーキテクチャや、デュアル電気モーターの2速とトランスミッションレイアウトなど多くのテクノロジーが共有されています。
フロントにはなめらかなヘッドライトを装備、フェイクグリル、大きなエアインテークを備えているほか、リヤエンドでは、LEDテールライトを結ぶストリップライトバー、シャップなディフューザーが特徴です。
GTの名のとおり、単なるスポーツカーに収まるのではなく、広々とした室内空間など高い実用性を持ったモデルですが、そのクーペスタイルによる後部ヘッドルームへの影響があることも事実で、その部分を解消するべく登場が期待されるのがシューティングブレークです。
デザイナーのRAIN PRISK氏が提供してくれた予想CGは、2枚のリヤドアを削除し、フロントドアを伸ばす大胆なデザインを採用。ルーフは延長され、リヤウィンドウ上部のスポイラーも独自デザインとなっています。また専用のホイールとラゲッジラックのセットがスポーティな美貌を完成させています。
果たしてe-tron GTシューティングブレークは誕生するのでしょうか? 簡単に答えを出すなら「NO」でしょう。しかし、先日ポルシェは派生ワゴン「タイカン クロスツーリスモ」を発表しており、アウディが望むなら、シューティングブレークは簡単に実現するはずです。
(APOLLO)