■開発車両が現行型と出現…グリルやエアインテークが刷新
ランボルギーニのクロスオーバーSUV「ウルス」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
ウルスはポルシェ「カイエン」、ベントレー「ベンテイガ」、アウディ「Q8」などとプラットフォームを共有するモデルとして2018年に発売、同社ラインアップでも絶大な人気を誇っていますが、さらなる進化を求め、初の大幅改良が施されます。
雪山で捉えたプロトタイプは、グリル、エアインテークを含むフロントバンパーを刷新、グリルやコーナーエアインテークには水平基調のバーが追加されています。また、現段階で特徴的なY字LEDデイタイムランニングライトに変化は見られませんが、今後刷新される可能性もあるでしょう。
後部ではクワッドエキゾーストパイプを斜めに装着、LEDテールライトがカモフラージュされていますが、リアバンパーと併せて今後微調整されるはずです。
キャビン内では、インフォテインメントシステムがアップデートされるほか、最新の運転支援技術の投入、トリムのリフレッシュ程度にとどまると予想されます。
現行型のパワートレインは、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力は641ps・最大トルク848Nmを発揮し、8速ATギアボックスと組み合わされます。また、最高速度は305km、0-100km/h加速3.6秒のパフォーマンスを持ちますが、改良型では馬力、トルクがわずかに増加し、パフォーマンスが向上する可能性もあると思われます。
さらに、遅れてPHEVバージョンの追加も期待されています。おそらくポルシェ「カイエン ターボS Eハイブリッド」からシステムを流用、最高出力は680psに達するはずです。
ウルスEVO改良型のデビューは、2022年内と予想されます。
(APOLLO)