■快適に車中泊ができる大型ミニバン
輸入ミニバンの人気モデルであるメルセデス・ベンツVクラス。簡易キャンパー仕様である「V 220 d Marco Polo HORIZON」が日本に導入されています。2021年1月13日、同モデルの予約注文を受け付け、1月末頃からデリバリーを開始すると発表しました。
ベースとなる現行Vクラスは、2019年10月にマイナーチェンジを受け、東京モーターショーで披露されています。3列目までシートサイズが大きく、足元、頭上共に空間に余裕があるのが魅力。
「V 220 d Marco Polo HORIZON」は3点式シートベルト一体型シートや多彩なシートアレンジが可能なシートレイアウト、FRレイアウトなど、これまでのVクラスのコンセプトを継承し、安全性、快適性や質感などあらゆる面で進化し、最新の「メルセデス・ベンツのミニバン」の名にふさわしい高級感を備えています。
大人2人が就寝できるポップアップルーフをはじめ、フルフラット機能付ベンチシートや回転式シート(前席)などを備え、車中泊やアウトドア、各種アクティビティに対応します。さらに、先進の安全運転支援システムを標準装備するなど、高い安全性に加えて、ロングドライブも得意とするミニバン。
今回の一部改良では、対話型インフォテイメントシステムである「MBUX(メルセデス・ベンツユーザーエクスペリエンス)」が標準装備されています。
ダッシュボード中央に10.25インチのワイドスクリーンが配置され、「MBUX」を搭載。ボイスコントロールは「Hiハイ, Mercedesメルセデス」をキーワードとして起動し、多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ)に加えて、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な便利機能にも対応しています。
搭載されるエンジンは、2.2L直列4気筒ディーゼルターボのみとなります。「V 220 d Marco Polo HORIZON」の価格は957万円です。
(塚田 勝弘)