ケンウッド「彩速ナビゲーション」に8V型で市場想定価格8万円以下のエントリーモデルが登場

■「ドライビング3Dマップ」や地図画面のダークモードを用意

美しい地図や映像表示、地図スクロールなどのハイレスポンスが魅力のケンウッド「彩速ナビゲーション」に、2021年モデルが登場しました。

JVCケンウッドは、彩速ナビゲーションの「MDV-L308L(8V型)」「MDV-L308W(200mmワイドモデル)」「MDV-L308」の計3モデルを、2021年1月中旬より発売すると発表しました。なお、この「TYPE L」シリーズは、彩速ナビゲーションのエントリーシリーズになります。

ケンウッド 彩速ナビゲーション
ケンウッドの「彩速ナビゲーション」の「TYPE L」に2021年モデルが登場

今回、新たに大画面8V型の「MDV-L308L」が加わり、大画面という選択肢が増えています。「TYPE L」シリーズの2021年モデルでは、新たに大画面8V型モニターが採用された「MDV-L308L」を加え、「MDV-L308W(200mmワイドモデル)」「MDV-L308」の計3モデルを設定。

機能面では、市販ナビで重要なポイントである地図の見やすさ、分かりやすさがさらに追求されています。新たに3D地図表示を5つの俯角から見ることができるドライビング3Dマップが搭載されたのをはじめ、地図情報の背景を黒基調とすることで、道路と文字情報にメリハリがあり、より見やすいダークモードが用意されています。

ケンウッド 彩速ナビゲーション
「ダークモード」が加わり、地図画面がより視認しやすくなっている

安全、安心をサポートする機能も充実しています。生活道路の30km/h速度規制区域がひと目で認識できる「ゾーン30エリア表示」が新たに搭載されています。さらに、同社製ナビ連携型ドライブレコーダーと連携することで、ルームミラーの補助としてナビ画面に後方映像をリアルタイムで表示できるバーチャルルームミラーは地図表示との二画面表示に新たに対応しています。

また、スマートフォンのように入力できる「フリック入力」や日の出、日の入りの時間に合わせて地図画面の色合いが変化する「日の出/日の入り地図画面」、ライトのつけ忘れをアイコン表示と音声案内で知らせる「日没ライト案内/警告」、一時停止情報がある交差点で、一時停止アイコンの表示と音声で知らせる「一時停止表示」を搭載。

ほかにも便利な機能として、検索した施設が営業時間外の場合に「!」マークを表示する「営業時間外表示」、目的地や自宅に近づくと、音楽再生などのボリュームを自動的にダウンする「ゴールオートボリューム」、同ナビとスマートフォンをケーブル接続したままクルマの電源をOFFにすると、置き忘れを警告する「スマートフォン置き忘れ警告」も搭載されています。

価格はオープンプライス。市場想定価格(税込)は、8V型「MDV-L308L」が7万7000円。200mmワイドモデルの「MDV-L308W」と「MDV-L308」が6万5000円です。なお、3モデル共にワンセグチューナー内蔵で、CD/USB/SD対応のAVナビゲーションシステムになります。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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