■キャディラックの最新フロントエンドにコルベットのローダウンノーズ
GMブランドのキャディラックは、かつて販売されていたクーペカブリオレ「XLR」を復活させる計画があることがわかりました。
XLRは、1999年に発表された「エボーク」コンセプトの市販型として、2003年デトロイトモーターショーで発表、コルベット「C6」をベースとするハードトップコンバーチブルですが、2009年に生産が終了しています。
CGアーティストのOscar Vargas氏に協力を得たXLR新型予想CGは、キャディラックの最新フロントエンドデザインと、ミッドエンジンのコルベットの低くて、サメの鼻のようなスタイルが融合。またY字型ヘッドライトは、エレガントなフロントバンパーの輪郭にうまくはまり、コンパクトなコーナーエアインテークを装備しているほか、極端に小さなリアクォーターウィンドウも特徴的です。
コルベットC8をベースとするXLR新型のパワートレインは、2020コルベットの6.2リットルV型8気筒エンジンを流用、最高出力は495ps・最大トルク638Nmが見込めるでしょう。これは当時のXLRの320psをはるかに凌ぐ数値であるばかりか、ハイパフォーマンスモデル「XLR-V」の最高出力440ps、最大トルク576Nmさえ凌駕します。
XLR次期型の開発が順調に進めば、ワールドプレミアは2023年以降に期待出来るはずです。
(APOLLO)