■リフトバックスタイルを採用、短いオーバーハングと長いホイールベースが特徴
メルセデス・ベンツが開発中の新型EVモデル「EQE」市販型、最新プロトタイプをカメラが捉えました。
ドイツの公道でキャッチしたテスト車両はカモフラージュが厳重ですが、市販型ボディであることは間違いありません。
ボディスタイルは、スタイリッシュなリフトバックスタイルを採用、ホイールはボディのコーナーのかなり近い位置に配置、短いオーバーハングと長いホイールベースが特徴のようです。
注目は、以前のプロトタイプと比較してドアハンドルにカモフラージュがされていません。同ブランドが、Sクラスのようなポップアップハンドルではなく、往来のハンドルを採用しているのは驚きですが、おそらくオプション設定される可能性があるでしょう。
リアエンドでは、プレースホルダー(ダミー)のテールライト、内燃機関モデルを装う排気口などが装着されており、開発が序盤であることを示唆しています。
EVパワーユニットでは新開発されたバッテリーを搭載。各車軸に1基ずつ、2つのモーターを配置し、最高出力は350ps以上を発揮。最新情報では、航続距離600kmとも伝えられています。またアクティブエアサスペンション、リアアスクルステアリングの搭載も予想されます。
市販型では、SUVなどいくつかの異なるバージョンを準備していると思われますが、あらたに「EQE 43」「EQE 53」「EQE 63」などAMGグレードの商標登録が確認されています。
EQEのワールドプレミアは2021年、フランクフルトから場所が変更され開催される、第1回「ミュンヘン モーターショー」が有力で、ドイツのジンデルフィンゲンにある、メルセデスの新しいファクトリー56で生産される予定です。
(APOLLO)