ずらりAMGラインアップ! フル電化されたメルセデスベンツEクラス「EQE」市販型をキャッチ

■リフトバックスタイルを採用、短いオーバーハングと長いホイールベースが特徴

メルセデス・ベンツが開発中の新型EVモデル「EQE」市販型、最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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メルセデス・ベンツ EQE 市販型プロトタイプ

ドイツの公道でキャッチしたテスト車両はカモフラージュが厳重ですが、市販型ボディであることは間違いありません。

ボディスタイルは、スタイリッシュなリフトバックスタイルを採用、ホイールはボディのコーナーのかなり近い位置に配置、短いオーバーハングと長いホイールベースが特徴のようです。

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メルセデス・ベンツ EQE 市販型プロトタイプ

注目は、以前のプロトタイプと比較してドアハンドルにカモフラージュがされていません。同ブランドが、Sクラスのようなポップアップハンドルではなく、往来のハンドルを採用しているのは驚きですが、おそらくオプション設定される可能性があるでしょう。

リアエンドでは、プレースホルダー(ダミー)のテールライト、内燃機関モデルを装う排気口などが装着されており、開発が序盤であることを示唆しています。

EVパワーユニットでは新開発されたバッテリーを搭載。各車軸に1基ずつ、2つのモーターを配置し、最高出力は350ps以上を発揮。最新情報では、航続距離600kmとも伝えられています。またアクティブエアサスペンション、リアアスクルステアリングの搭載も予想されます。

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メルセデス・ベンツ EQE 市販型プロトタイプ

市販型では、SUVなどいくつかの異なるバージョンを準備していると思われますが、あらたに「EQE 43」「EQE 53」「EQE 63」などAMGグレードの商標登録が確認されています。

EQEのワールドプレミアは2021年、フランクフルトから場所が変更され開催される、第1回「ミュンヘン モーターショー」が有力で、ドイツのジンデルフィンゲンにある、メルセデスの新しいファクトリー56で生産される予定です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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