■ベース車に対してレーザークルーズコントロールなどを追加
マツダのBセグメントモデルであるMAZDA 2に、2020年12月3日、特別仕様車の「BLACK TONE EDITION」が設定されました。
同モデルは、CX-8、CX-5、MAZDA 6にも同時設定されたモデルで、近年のマツダに不足していたというスポーティテイストを盛り込んだ仕様となっています。
ボディカラーをブラックにするのではなく、ドアミラーやアルミホイールなどに黒のアクセントカラーを配しているのが特徴です。
ベース車は「PROACTIVE」で、エクステリアはグロスブラックのフロントグリル、ブラック塗装のドアミラー、185/60R16サイズのクロスブラック塗装のアルミホイール(ベース車は185/65R15のブラック)となっています。インテリアでは、ブラックのシート(クロス)にレッドステッチのアクセントを付加。
ほかにも、エアコンルーバーベゼルがシルバー/ダークレッドになります。インテリアの装備では、ステアリング、シフトノブ、パーキングブレーキが本革巻きになり、AT車にはパドルシフト、マツダレーザークルーズコントロール(MRCC)、SBS(スマート・ブレーキ・サポート)、LAS(レーンキープアシスト)が用意され、ロングドライブなど高速走行のドライバーサポート機能の充実化も図られています。
ただし、運転席&助手席シートヒーター 、スーパーUV カットガラス(フロントドア)/ IR カットガラス(フロントガラス/フロントドア) がベース車から落とされています。
「MAZDA2 Black Tone Edition」の価格帯は、179万8000円〜227万4000円で、2WD/4WD、MT/AT共に設定されています。
上質かつスポーティな国産コンパクトハッチモデルのニーズをMAZDA 2の「BLACK TONE EDITION」がどれだけキャッチできるか注目の特別仕様車といえそうです。
(文/塚田勝弘 写真/井上 誠)