マクラーレン次世代V6ハイブリッドカー、市販型は「アルトゥーラ」に確定。2021年前半デビューへ

■ティザームービー初公開! 新開発プラットフォームで構築される最初のモデルに

マクラーレンが開発を進める次世代ハイブリッドスーパーカーのティザームービーが初公開され、その市販型車名が「Artura」(アルトゥーラ)になることがわかりました。

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マクラーレン アルトゥーラ 開発車両

スペイン語で「高みへ」「高地」を意味するアルトゥーラは、新開発されたコンパクトなV型6気筒ツインターボに電気モーターが組み合わされます。既存のV型8気筒以上のパフォーマンスを発揮する次世代ハイブリッドとなり、最高出力は600hp以上を発揮すると予想されています。

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マクラーレン アルトゥーラ 開発車両

マクラーレンのCEO、マイク・フレウィット氏は「全く新しいプラットフォーム・アーキテクチャで構築される最初のモデルであり、電動化用に最適化され、同社のコンポジットテクノロジーセンターで設計、製造されます。また高性能ハイブリッドパワートレイン、エクステリア、インテリア、最先端のドライバーインターフェイスに至るまで刷新されています」と語っています。

プロトタイプでは、スリムなLEDデイタイムランニングライトが点灯、傾斜したノーズ、アグレッシブなコーナーエアインテークなどが見てとれます。またティザーイメージでは、センターデュアルエキゾーストパイプの間に「ARTURA」のバッジが確認できます。

パフォーマンに関しては詳細が不明ですが、EV走行だけで20マイル(32km)の航続が期待できそうです。

マクラーレン次世代V6ハイブリッドのデビューは、2021年前半が確定しています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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