BMW X3改良型、473馬力の最強モデル「M」がニュルを激走!

■「5シリーズ」改良型譲りのLEDデイタイムランニングライトやスリムなヘッドレスト装備

BMWのコンパクト・クロスオーバーSUV「X3」改良型の頂点に君臨するハードコアモデル「X3M」プロトタイプがニュルに初出現、その様子をカメラが捉えました。

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BMW X3M 新型プロトタイプ

市場で最も売れているSUVの1台である現行型X3は、2017年に発売され、2020年終わりから2021年前半に改良型が登場予定となっています。一方、現行型X3Mは2019年に発売されたばかりですが、すでに大幅改良に着手されているようです。

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BMW X3M 新型プロトタイプ

ニュルで捉えたプロトタイプは、10月に目撃した「X4M」プロトタイプと同様に、フロントエンドとリアエンドががっちりとカモフラージュしています。改良型ではキドニーグリルが若干拡大されるほか、「5シリーズ」改良型に似たLEDデイタイムランニングライト、スリムなヘッドレストが装備されるようです。

リアエンドでは、テールライトの形状が変更される可能性があるほか、グラフィックも新しくなることが濃厚です。

キャビン内では、新しいトリムからレザーの組み合わせまでいくつかのアップデートがなされるはずです。

現行型と比較すると、BMW OS7.0インフォテインメントアーキテクチャの完全な統合を取得し、エントリーレベルのデジタルチョイスからハイエンドのBMWライブコックピットプロフェッショナルまで幅広く利用できるようになるといいます。

ベースモデルのパワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンをはじめ、2.0リットル直列4気筒ターボエンジン+電気モーターのPHVなどが引き続きラインアップされます。またX3Mでも最高出力473ps、最大トルク600Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンがキャリオーバーされる見込みです。

X3M改良型のデビューは不明だが、2022年内と予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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