■4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載で585ps発揮
かつてメルセデス・ベンツが、Gクラスの最高級モデルとして発売した「G500/G550 4×4 2 スクエアード」後継モデルの最新プロトタイプをカメラが捉えました。
先日メルセデス・ベンツCEO、オラ・ケレニウス氏は、同社がすべてのセグメントのスペースをカバーすることに力を入れすぎた」と発言、今後ドロップできるモデルを確認していく方向を示唆しました。
その流れでいえば、同モデル後継モデルの開発は矛盾しているようですが、かなり前に承認されていたとみられます。
捉えた最新プロトタイプは、G63をピックアップトラックへ変えたブラバス「800 Adventure XLP」と同様のルーフラックを備え、そこへのアクセスを提供するはしごを装備しています。
またルーフ前部にはLED補助ライトを隠すカモフラージュ、サイドビューでは分厚いタイヤのための頑丈なホイールアーチ、リアエンドにはスペアタイヤが確認できます。
2016年に登場した「G500/G550 4×4 スクエアード」は、ポータルアスクルとリフトアップした車高を備え、地上高は224mm高い460mmという圧巻のボディに22インチの巨大ホイールを持ち、トラックを11.7インチワイドにすることにより安定性を向上させており、後継モデルでも同クラスの仕様が予想されます。
予想されるパワートレインは、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。レンジトップの最高出力は585ps、最大トルク849Nmと強力なパフォーマンスで、価格は第1世代の3510万円(日本での販売価格)を大きく超え、4000万円クラスになるとも噂されています。
後継モデルのデビューは最速で2020年内と予想されます。
(APOLLO)