■AMG「A45S」の2L直4エンジンに電気モーターを組み合わせ強化
メルセデス・ベンツは現在、主力モデル「Cクラス」次期型を開発していますが、その頂点に君臨するCクラス最強モデルAMG「C63」市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
ニュルブルクリンク・ノルトシェライフェ・テストセンター出入り口で捉えたプロトタイプは、初期テスト車両のためボディを厳重にカモフラージュしています。
しかしAMG定番の「パナメリカーナグリル」を備え、ワイドなホイールアーチが確認できます。また、多くのエアインテーク、フロントには大型のベンチレーテッドディスクブレーキ、キャリパーを備えているほか、リアエンドにはAMGの象徴、スポーツクワッドエキゾーストシステムがインストールされています。
室内ではMBUX2.0を装備したインテリア、ベースモデルCクラス同様に「Sクラス」風デザインが採用されると思われます。
最大の注目は長いボンネットフードの下に隠されたパワートレインです。
AMG「C63」現行型では、4.0リットルV型8気筒ツインターボガソリンエンジンを搭載、最高出力は476psを発揮しますが、次期型ではAMG「A45S」に搭載されている2.0リットル直列4気筒エンジンを流用、電気モーターと組み合わせることにより500ps以上を発揮するPHEVへと強化が予想されます。
またC63初の「4MATICAWD」システムがオプション設定される可能性が高いようです。
(APOLLO)