■日産上層部が示唆、SUVのほかセダンも模索?
日産は、2ドアスポーツ「フェアレディZ」次期型を示唆する「フェアレディZ プロト」を発表したばかりですが、利益を生み出す可能性のあるアイデアを模索しているといいます。
中でも注目したいのはクロスオーバーSUVです。
日産グローバル製品計画担当副社長であるIvan Espinosa(イヴァン・エスピノーサ)氏は「CarAdvic」のインタビューにて、フェアレディZの潜在的Z SUVを模索していることを認めたというから驚きです。
さらにその可能性について問われた同氏は、「Zブランドの強さは非常に大きいので、いくつかの派生を許容する可能性があります」と語ったようで、その実現を完全に否定することはできないと言えそうです。
今回予想CGを提供してくれたのは、「KDesign AG」社です。そのフロントマスクはフェアレディZプロトを大きく反映しますが、グリルはかなり拡大され迫力が持たされています。
またフェンダーにはクラッディング、分厚いサイドスカートなどを装備。リアクォーターウィンドウの処理も差別化されるほか、「アリア」に酷似したLEDストリップライトに変更されています。
さらに同氏からは、4ドアセダン版も提供されました。こちらはフロントはZプロトとほぼ同じデザインを採用、リアエンドはテールライト、バンパーなどで差別化を図っています。
市販型フェアレディZ新型のパワートレインは明かされていませんが、最高出力400psとも噂される3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンなどが予想されています。
(APOLLO)