■2.9リットルV型6気筒+電気モーターで680馬力
ポルシェ「パナメーラ」のワゴン派生モデル「パナメーラ スポーツツーリスモ」の改良型プロトタイプをカメラが捉えました。
スポーツツーリスモは、2016年に登場した現行(971型)に初めて設定されたシューティングブレークで、これが初の大幅改良となります。
ニュルブルクリンクで撮影されたプロトタイプは、フロントバンパーのコーナーエアインテークに2本のLEDデイタイムランニングライトが装備されていますが、これはフェイクです。市販型ではより洗練されたデザインが期待できるはずです。またリアエンドでは、バンパーをリフレッシュ、テールライトは若干スリムに修正される可能性があります。
またボディ左に充電口があることから、プラグインハイブリッドバリアントであることがわかるとともに、アシッドグリーンブレーキキャリパーを装着している点からも現行ラインアップの最強モデル、「TurboS E-Hybrid」の可能性が高いと思われます。
キャビン内では、大きな改良はなさそうですが、ギアセレクタが911と同様のコンパクトユニットに置き換えられると思われます。
現行パナメーラのパワートレインは、ベースモデルに最高出力325hpを発揮する2.9リットルV型6気筒、最高出力434hpを発揮する2.9リットルV型6気筒の「S」、最高出力454hpおよび550hpを発揮する4.0リットルV型8気筒の「GTS」をラインアップ。
また「E-Hybrid」では2.9リットルV型6気筒と電気モーターにより最高出力456hpを発揮するほか、頂点の「TurboS E-Hybrid」では680hpを発揮します。
おそらく、これらはキャリオーバーされる可能性が高いでしょう。
改良型のデビューは今後数ヶ月以内とみられますが、コロナウイルスの影響でオンラインデビューとなりそうです。
(APOLLO)