■新プラットフォーム採用で、軽量ハイブリッド、フルEV「e-308」も設定へ
プジョーの主力ハッチバック「308」の次期型プロトタイプをカメラが捉えるとともに、キャビン内も撮影に成功しました。
現行型308は2013年にデビュー、翌2014年には欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した人気モデルです。今年6月には改良型を発表していますが、発売からすでに7年が経過、次世代型へのバトンタッチが急務となっています。
ドイツPSAテスト施設近くで捉えたプロトタイプは、ボディをかなりローダウンさせ、ウィンドウまわり以外をガッチリとガードしています。
詳細は不明ですが、薄くシャープなヘッドライト、「208」や「508」同様にフロントバンパーまで牙のように伸びるLEDデイタイムランニングライトを備えるアグレッシブなフロントエンド、高いショルダーライン、非常にコンパクトになったテールライトの一部などを確認することができます。
次期型では、「EMP2」プラットフォームを採用することにより、軽量ハイブリッドや、フルEV「e-308」、最高出力300ps超えも予想される強力なプラグインハイブリッドなどの提供も可能になります。
キャビン内は、大部分が布で覆われいますが、デジタル・インストルメント・クラスタを備える「i-Cockpit」最新バージョンが搭載されると思われます。
またステアリングホイールに注目すると、通常のロゴではなくパリモーターショー2018で公開された「e-Legend」コンセプトに採用されたロゴらしきデザインが見てとれます。
刷新される308第3世代のデビューは、早ければ2021年内、あるいは2022年初めと予想されます。
(APOLLO)