スバルスペシャリスト・清水和夫が新レヴォーグ生配信トークショーで語った一言「矢のように真っ直ぐ走るレヴォーグにビックリ玉手箱!」

■スバルの生LIVE配信「THE LIVE! NEW LEVORG徹底解剖」に我らが清水和夫さん登壇!

●レヴォーグの超・革新を清水和夫と開発陣が語り尽くす!

スバルの生LIVE配信
スバルの生LIVE配信「THE LIVE! NEW LEVORG徹底解剖」に我らが清水和夫さんが登壇されました!

clicccarで鋭い試乗インプレッションを届けてくれている、国際モータージャーナリスト・清水和夫さんが、長年培ってきたジャーナリスト&レーシングドライバーとしての自動車人生中、スバルとは切っても切れない関係を築いてきたことは、読者の皆さんのほうが詳しいかも。

そんなスバリストの頂点に君臨(?)する清水さんが、先日8月22日16時~、東京・恵比寿のスバルショールーム、SUBARUスタースクエアより生LIVE配信された「THE LIVE! NEW LEVORG徹底解剖」のゲストコメンテーターとして登壇されました。

清水さん、スバルスペシャリストとして何を語ってくださるんだろう? ってことで、clicccar清水担当第1秘書として見届けてきました。

●新レヴォーグ3つの超・革新「ワゴン価値」「先進安全」「スポーティ」

「レヴォーグ」がちょっと言いにくそう(?)なナビゲーター・渡辺順子さんの進行で、プロジェクトゼネラルマネージャー・五島 賢さんが登場し、LIVEスタートです。

出待ち中の清水さん
出待ち中の清水さん。マスクでコロナ対策中!

まずは超・革新のその1「ワゴンの価値」をデザイン部・中村真一さん、内装設計部・大家敏宏さんが解説です。エクステリア、インテリアのこだわりを語ります。超・革新 その2「先進安全」では、五島さんの語る「2030年に死亡事故ゼロ」を目指し、究極のぶつからないクルマの重要ポイントとなるアイサイトが『アイサイトX』へと進化した、その凄さ・賢さを、自動車研究家・山本シンヤさんが実際に体感した動画を交えて、五島さんと先進安全設計部・関 淳也さんとともに解説です。

●新レヴォーグの超・革新 その3「スポーティ」

ここでいよいよ清水和夫さん登場です! トークが暴走しないか…ちょっと心配(汗)。

峯岸貴弘さんと沼宮内恒郎さんと3名でトーク
車両研究実験総括部・峯岸貴弘さん、エンジン設計部・沼宮内恒郎さんを交えて「スポーティ」についてトークです。

車両研究実験総括部・峯岸貴弘さん、エンジン設計部・沼宮内恒郎さんを交えて清水突っ込みがスタートです。

フルインナーフレーム構造を組み合わせ、新次元に突入したスバルの走りを可能とするスバルグローバルプラットフォームはネクストステージへ。

また「排気量もいくつにするか議論したんじゃない?」と清水さんが質問した新開発1.8L直噴ターボエンジンは、「椅子から転げ落ちるくらいビックリしたよ。期待以上の倍返し!って感じ」(清水)。

排気量は従来型の1.6Lダウンサイジングコンセプトから、トルクを300Nmまで引き上げたいという思いから、リーン燃焼技術も使い低速をカバーできる1.8Lへと決定したそう。

レヴォーグ試乗
レヴォーグプロトタイプを試乗する清水和夫さん。

「ボクサーエンジンはクランクの長さも抑えられることでエンジン全長が短くなり、クラッシュゾーンを広げられるんだよね」(清水)。

「レヴォーグは矢のように真っ直ぐ走り、静粛性もアップしています。スバルのクルマじゃ無いみたい!」と、ちょいちょいブラック清水も顔を出します。

STIグレードのドライブモードセレクトにも突っ込みます。「最初のノーマルがあまりにもスポーティだからソレで満足しちゃった。もちろん、実際にはもっとスポーティを感じられるけどね」(清水)。

五島さんと清水さん
プロジェクトゼネラルマネージャー・五島 賢さんとスバルのDNAについて語りました。

ドライブモードを変更することで、同じクルマでもキャラ変を狙い、エンジン、CVT、全体のレスポンス、ステアリング、ダンパー、AWD、そしてエアコンも変更されるといいます。「コンフォートモードは湿度センサーを使って車内を乾燥させないようにしました」(峯岸)。

「1989年平成元年にレオーネから初代レガシィが生まれました。そして令和でこの超進化した新レヴォーグ。この長い時間の中、スバルは軸がぶれずに貫いている生き証人。新しいレヴォーグはこれからの新しいスバルを目指す出発点だね」(清水)。

●まだまだ続く、超・革新のDNA

レガシィツーリングワゴンの登場から30年。

「今人気のSUVではなく、レヴォーグはツーリングワゴンというスタイルを貫いています。高速ハイスピードの長距離でも楽しくて疲れない。そして水平対向ボクサーエンジンは低重心も可能とするスバルの貴重な財産」(清水)。

LIVEは「まだ誰も体感したことのない全く新しいツーリングの喜びへ」と締めくくられます。

このトークLIVEは生配信でしたが、現在スバルのオフィシャルサイト内「新レヴォーグ特設サイト」で視聴できます。また、清水さんの新レヴォーグ・インプレッション動画も公開されていますので、是非!

(文:画像:永光 やすの

レヴォーグ諸元表
レヴォーグの諸元表。

■SPECIFICATIONS

車名:スバル レヴォーグ GT/GT EX/GT-H/GT-H EX/STI Sport/STI Sport EX(EXグレード=アイサイトX/他グレード=アイサイト)
全長×全幅×全高mm:4755×1795×1500
ホイールベース mm:2670
トレッド F/R mm:1550/1545
車両重量 kg:1550 (GT/GT EX)/1570(GT-H/GT-H EX)/1580(STI Sport/STI Sport EX)
エンジン:CB18 水平対向4気筒 1.8L DOHC 16バルブ デュアルAVCS直噴ターボ”DIT”
排気量 cc:1795
最高出力kW(PS)/rpm:130(177)/5200~5600
最大トルクNm(kgf・m)/rpm:300(30.6)/1600~3600
トランスミッション:リニアトロニック(マニュアルモード付)
駆動方式:AWD(電子制御AWD)
サスペンション F/R:ストラット式独立懸架/ダブルウィッシュボーン式独立懸架
ブレーキ F/R共:ベンチレーテッドディスク(駐車ブレーキ:電気式)
タイヤサイズ F/R共:215/50R17 (GT/GT EX)/225/45R18(GT-H/GT-H EX/STI Sport/STI Sport EX)
車両本体価格(税込):-円(正式価格は未発表)

【関連記事】

スバルを知り尽くした清水和夫が新レヴォーグ(プロトタイプ)を試す!「エンジンとプラットフォームが大成長!」【SYE_X】
https://clicccar.com/2020/08/21/1005247/

【関連リンク】

スバル 新型レヴォーグ特設サイト
https://www.subaru.jp/levorg/levorg/special/?bnr=levorg_kv

この記事の著者

永光やすの 近影

永光やすの

「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。
Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系車漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。
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