■「F8トリブート」から流用される3.9リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載
フェラーリは、「F40」にインスパイアされた新型ワンオフモデルを開発している可能性があることがわかりました。
F40は、1987年に創業40周年を記念して開発されたミッドシップモデルで、324km/hという最高速度を誇った伝説のモデルです。
同社VIP顧客によるオーダーで開発されるSPシリーズは、2018年に「488 GTB」をベースとした「SP 38」を公開、数カ月後には「F12tdf」をベースとしたオープンルーフのV12搭載ロードスター「SP3JC」が登場。2019年には「330 P3/P4」および「Dino 206 S」レースカーからインスパイアされた「P80/C」も開発されています。
公開直前とみられる新型ワンオフは、「F40」を象徴するような固定式大型リアウィングを備えたレッドカラーのモデルで、車名には「SP 42」が与えられ、F40の箱型デザインをより柔らかくしたイメージだといいます。
パワートレインは、「F8トリブート」から流用される3.9リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、マニュアルミッションと組み合わされると予想されます。
SP42のワールドプレミアは近いと思われ、発売されれば3億円以上のプレミアがつくのは必至と言えそうです。
(APOLLO)