■ル・マンレースカー「GT-R LMニスモ」のハイブリッドテクノロジー採用
日産が世界に誇るスポーツクーペ、「GT-R」次期型に関する最新情報を入手しました。
現行型GT-R(R35)は東京モーターショー2007にて最初の生産バージョンが登場。それから13年が経過し、最も長く稼働しているプラットフォームの1つとなっています。
イタルデザインによる最新の「GT-R 50」のほか、いくつかのアップデートはなされているものの、新プラットフォームを採用する新型モデルの発売は急務といっていいでしょう。
同社COOのMr. Ashwani Gupta(アシュワニ・グプタ氏)は米Automotive Newsのインタビューに対し、「同社は米国で大規模なラインアップの刷新を行っており、GT-R次期型も含まれている」と断言しています。
また同誌は、GT-R次期型はパフォーマンス志向のハイブリッドパワートレインを検討している可能性があり、運動エネルギー回収システムを採用するル・マンレースカー「GT-R LMニスモ」からハイブリッドテクノロジーを導入すると予想しています。
昨年4月には、日産のチーフ・プランニング・オフィサーであるフィリップ・クライン氏がTop Gear誌のインタビューにて「電動化してもその走る楽しさは何も変わらない」と語っており、内部では、電動化で意見が統一している可能性が高いようです。
一部の海外メディアでは、次期型の登場は2027年とも噂されており、この数ヶ月の最新情報を踏まえると2023年から2024年あたりが有力といえそうですが、また情報を入手し次第お伝えしていきます。
(APOLLO)