APOLLO 
■ボディ拡大にともない、シートレイアウトも2シーターから2＋2を検討
ダイハツは、人気軽自動車「コペン」次期型の開発に着手しているとみられますが、最新情報を入手、その予想CGを制作しました。
同社は「ジャパンモビリティショー2023」にて、コペン次期型を示唆する「ビジョン・コペン」を公開、排気量が660cc軽自動車から1.3リットルの普通車規格へと変わり、駆動方式はFFからFRへと大きな進化をみせました。
しかし、もう一つ重大な噂も入っています。クーペボディの本格ライトウェイトスポーツカーとしてデビューするというものです。
コペンのクーペと言えば、「東京オートサロン2016」で公開された「コペン セロ コンセプトクーペ」、それをベースとして2019年に限定200台で販売された「コペンクーペ」が存在しました。
コペンクーペは250万円以上と高額でしたが、限定数を大幅に上回る購入希望車が殺到していることからも、クーペが復活すれば大ヒット間違いないでしょう。
予想されるエクステリアは、コンセプトをベースにクーペスタイルに。レトロ感漂う、若干下がり目のクーぺデザインとなりそうです。ウインドウデザインもシンプルに、アンダー周りにはフロント、サイド、リヤにかけてスポーティなスカートを搭載。フロントディフューザーは2段構えの迫力あるデュアルデザインに。そこにターンシグナル、ポジションランプをビルトインされるなどが予想されます。
キャビン内では、フルデジタルインストルメントクラスター、およびワイドインフォテインメントディスプレイを搭載します。ボディサイズは、全長が400mm、全高200mm拡大、ホイールベースは187mm程度延長されると予想されます。またこの大幅拡大にともない、シートレイアウトも2シーターから2＋2が検討されているといいます。
パワートレインは、1.3リットル直列3気筒ガソリンエンジンを搭載、最高出力は120ps、6速マニュアルトランスミッションまたは6速オートマチックと組み合わされます。
次期型がクーペルーフになるという情報がある一方、電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」、あるいは両バージョンの設定などの噂があり、断言はできません。トヨタ「GR86」やマツダ「ロードスター」とは排気量も異なるため、直接のライバルとはなりませんが、何らかの形でベンチマークとして開発されている可能性もありそうです。
コペン次期型のワールドプレミアは、最速で2024年内、遅くとも2025年内には行われると思われます。
