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■フレーム構造採用。ボディ背後にスペアタイヤ搭載
昨年来、国内外のメディアでその存在が噂されていた「“ミニ版”トヨタ・ランドクルーザー」ですが、ついにその正式車名が明らかになりつつあります。
同モデルの存在はトヨタ自動車が2023年8月、新型ランクルシリーズ発表会で今後の登場を予感させるコンパクトSUVのシルエットを公開したことに起因します。
角張ったボディや背負い式スペアタイヤを搭載しているシルエットが、以前に同社が“バッテリーEV戦略に関する説明会”で公開したコンセプトモデル「コンパクトクルーザーEV」によく似ていることから、「FJクルーザー」が復活するのでは?と話題になりました。
その後トヨタは“LAND CRUISER FJ”(ランドクルーザーFJ)の商標を国内特許庁に申請。2023年11月7日付けで登録されたことから、ファンの間ではこれが正式車名の可能性が高いとして注目を集めています。
●角型ワイドボディに丸目2灯式ヘッドランプを搭載
各種情報によると、「ランドクルーザーFJ」の車両サイズは全長4,350×全幅1,860×全高1,880mmで、ホイールベースが2,580mm程度と予想されており、カローラ クロスより全長が短いものの、全幅はRAV4並みの堂々としたサイズ感のようです。
エクステリアの最大の特徴は、「FJクルーザー」や「ランクル70」のように、ボディ後部にスペアタイヤを搭載している点で、ボクシーなボディデザインと相まってクロカン気分を大いに盛り上げてくれそうです。
フロント周りはコンセプトモデル風ですが、ヘッドランプは丸型2灯式を採用しているとみられ、コの字型DRLとの組み合せになりそう。
●パワートレーンはどうなる?
プラットフォームはハイラックス用のラダーフレームをベースに短縮して使用。
パワーユニットの情報については今のところ流動的ですが、純ガソリンエンジンに加え、ハイブリッド仕様が設定される模様で、エンジン縦置きのFRをベースにした副変速機付きAWDとなる見込み。
なお、BEVが設定される可能性もあり、その際にはコンセプトモデル同様の角型3連ヘッドランプ搭載が見込まれます。
2024年3月の正式発売が噂されている「ランドクルーザー250」の弟分として登場することから、スタート価格は400万円を切ると予想されており、ランクルファン垂涎のモデルになるのは間違い無さそう。
早ければ今秋にも公開が予想される「ランドクルーザーFJ」の登場が大いに待たれます。
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トヨタ ランドクルーザー
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