■2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジを電動化
三菱を代表するスポーツカー「ランサーエボリューション」。最後の「ファイナルエディション」を発売したのが2015年。このまま後継モデルは登場しないのか気になる中、「XI」となる最新の予想CGが制作されました。
ランエボ第1世代は1992年に登場、シリーズ最後として10代目となる「ランサーエボリューションX」でその幕を閉じています。自動車業界は過去10年間で多くの素晴らしいパフォーマンスの車に別れを告げてきましたが、三菱ランサーエボリューションの喪失は、私たちが今でも心に刺さっていると言っていいかもしれません。
デザイナーのHycadeが制作した第11世代の予想CGは、第10世代モデル「エボX」と基本的なデザインを継承しています。しかし、フロントエンドには、最新のLEDデイタイムランニングライトを備えるスリムなヘッドライトを装備、その両脇にはインテークが配置されています。
大きく開いたグリル上部や下部のリップスポイラーにも給気口を追加、バンパーコーナーには巨大インテークを装備しています。またボンネットにもエアスクープが確認できます。
側面からは、フレア状のホイールアーチを装備、フロントフェンダー後部や、サイドスカートのインテーク、ブラックアウトされたホイールも見てとれます。そして後部の巨大なリアウイングとディフューザーにより「Evo」を完成させています。
「XI」が登場した場合のパワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンが、なんらかの形で電動化されると予想されます。
トヨタが「MR2」、ホンダが「プレリュード」というビッグネームを復活させることが予想されるなか、三菱にも大きな期待がされます。