MINI新型EV「エースマン」、4月デビューへ向けマイナス30度で最終テスト中

■他のMINIモデルと異なりフルエレクトリックのみ提供

MINIは現在、10年ぶりの新型モデルに相当する「エースマン」を開発中ですが、ワールドプレミアに向けた過酷な開発テストをカメラが捉えました。

MINI エースマン 市販型プロトタイプ スパイショット
MINI エースマン 市販型プロトタイプ スパイショット

マイナス30度以下にもなる極寒のスカンジナビアで捉えたプロトタイプは、ヘッドライト周辺をカモフラージュしていますが、角張ったLEDデイタイムランニングライトが輪郭に配置されます。

MINI エースマン 市販型プロトタイプ スパイショット
MINI エースマン 市販型プロトタイプ スパイショット

ボディサイズは、全長4,075mm(160.4インチ)、幅1,754mm(69.1インチ)、高さ1,495mm(58.9インチ)です。 これはクーパーハッチバックよりも217mm(8.5インチ)長く、SUV「クロスオーバー」(海外名:カントリーマン)より354mm(13.9インチ)短いため、少しコンパクトという絶妙なボディサイズで、実用性が高く、より機敏な走りが期待できそうです。

キャビン内では、円形OLEDインフォテインメントタッチスクリーン、ヘッドアップディスプレイ、そして現代的な素材とクラシックなMINIスタイルの特徴を融合させた、独特のインテリアデザインも採用されます。

パワートレインですが、ICEとBEVのオプションを提供する他のMINIモデルと異なり、エースマンはフルエレクトリックのみ提供されます。バッテリー容量がクーパーSEと同等の54.2kWhになり、シングル電気モーターにより最高出力218psを発揮すると予想されています。また、よりスポーティなスタイリングとシャーシの微調整を加えたエースマンのJCWバージョンも期待されています。

エースマンのワールドプレミアは、4月24日に開催される北京モーターショーと予想されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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