■他のMINIモデルと異なりフルエレクトリックのみ提供
MINIは現在、10年ぶりの新型モデルに相当する「エースマン」を開発中ですが、ワールドプレミアに向けた過酷な開発テストをカメラが捉えました。
マイナス30度以下にもなる極寒のスカンジナビアで捉えたプロトタイプは、ヘッドライト周辺をカモフラージュしていますが、角張ったLEDデイタイムランニングライトが輪郭に配置されます。
ボディサイズは、全長4,075mm(160.4インチ)、幅1,754mm(69.1インチ)、高さ1,495mm(58.9インチ)です。 これはクーパーハッチバックよりも217mm(8.5インチ)長く、SUV「クロスオーバー」(海外名:カントリーマン)より354mm(13.9インチ)短いため、少しコンパクトという絶妙なボディサイズで、実用性が高く、より機敏な走りが期待できそうです。
キャビン内では、円形OLEDインフォテインメントタッチスクリーン、ヘッドアップディスプレイ、そして現代的な素材とクラシックなMINIスタイルの特徴を融合させた、独特のインテリアデザインも採用されます。
パワートレインですが、ICEとBEVのオプションを提供する他のMINIモデルと異なり、エースマンはフルエレクトリックのみ提供されます。バッテリー容量がクーパーSEと同等の54.2kWhになり、シングル電気モーターにより最高出力218psを発揮すると予想されています。また、よりスポーティなスタイリングとシャーシの微調整を加えたエースマンのJCWバージョンも期待されています。
エースマンのワールドプレミアは、4月24日に開催される北京モーターショーと予想されています。