■直列6気筒ガソリンツインターボエンジン「ハリケーン」へ変更か
ジープは2023年6月、ラングラー「ルビコン392」を導入しましたが、「ファイナルエディション」をもってHemi V8エンジンが終焉を迎えるという噂が入ってきました。
ルビコン392には、6.4リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載。車名の「392」は、V8エンジンの排気量の6.4リットルが、392立方インチであることから名付けられています。この自然吸気エンジンは、最高出力470psを発揮、0-96km/h加速4.5秒、0-400m加速は13秒の最速ラングラーです。
噂の「ファイナルエディション」は、Hemiエンジンを搭載したラングラーの時代が、終わりに近づいていることを示唆するモデルとなりそうです。
ジープでは、「ワゴニア」でも5.7リットルV型8気筒エンジンを廃止し、ステランティスが開発した3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジン「ハリケーン」に変更されており、「392ルビコン」も近い将来、同エンジンが導入される可能性がありそうです。
またV8が消滅した後は、電動化が一気に進むと見られます。