Hemi V8エンジンが終焉? ジープ ラングラー ルビコン392、「ファイナルエディション」発売へ

■直列6気筒ガソリンツインターボエンジン「ハリケーン」へ変更か

ジープは2023年6月、ラングラー「ルビコン392」を導入しましたが、「ファイナルエディション」をもってHemi V8エンジンが終焉を迎えるという噂が入ってきました。

ジープ ラングラー ルビコン 392
ジープ ラングラー ルビコン 392

ルビコン392には、6.4リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載。車名の「392」は、V8エンジンの排気量の6.4リットルが、392立方インチであることから名付けられています。この自然吸気エンジンは、最高出力470psを発揮、0-96km/h加速4.5秒、0-400m加速は13秒の最速ラングラーです。

ジープ ラングラー ルビコン 392
ジープ ラングラー ルビコン 392

噂の「ファイナルエディション」は、Hemiエンジンを搭載したラングラーの時代が、終わりに近づいていることを示唆するモデルとなりそうです。

ジープでは、「ワゴニア」でも5.7リットルV型8気筒エンジンを廃止し、ステランティスが開発した3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジン「ハリケーン」に変更されており、「392ルビコン」も近い将来、同エンジンが導入される可能性がありそうです。

またV8が消滅した後は、電動化が一気に進むと見られます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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