APOLLO 
■「GRカローラ」の1.6リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンを流用
トヨタは現在、FR2ドアクーペ「GR 86」次期型の開発に着手していると見られますが、その最新情報を入手、スクープ班が予想CGを制作しました。
初代86は2012年にデビュー、2021年まで9年のロングセラーとなりました。第2世代は同年10月に発売、「GRスープラ」「GRヤリス」同様のグローバルモデルとして「GR 86」へ改名されました。
現行型では、スバルが開発したFRプラットフォームを採用していますが、次期型ではトヨタが新開発するプラットフォームに切り替えられると予想されています。
またパワートレインも現在のスバル製2.4リットル水平対向4気筒エンジンから、トヨタ「GRカローラ」の1.6リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンを流用、縦置きレイアウトになると思われます。
2ドアクーペのボディスタイルだけでなく、排気量も由来となっている「AE86」（カローラレビン／スプリンタートレノ）と同じになります。
次期型では、電動モーターが組み合わされるハイブリッドモデルがメインとなりそうですが、86では最後となる純ガソリンエンジンモデルも導入される可能性が高いといい、最高出力はともに300psを超えてくると見られます。
最新情報から制作したエクステリアデザインですが、フロントウインドウの傾斜を強め、サイドウインドウを一体化させたデザインでよりスポーティに。ボンネットからサイドにかけたフロントタイヤハウスの膨らみや、リヤ周りの膨らみでボデイラインにボリューム感をもたせています。
ヘッドライトは、「逆ハンマーヘッド」デザインで、二段型LED内蔵、アンダーグリルもさらにワイド化させた迫力あるものに変更するなど、過去モデルと比較してかなり攻めたデザインが期待出来そうです。ボディサイズは全長4300mm、全幅1800mmと長くワイド化される反面、全高は1310mmから1300mmへと低くしたシルエットが予想されています。
現行型のキャビン内では、独立したインフォテインメントディスプレイを中央に配置してありますが、次期型ではフルデジタルインストルメントクラスターとシームレスなスポーツデザインが噂されています。
気になるGR 86次期型のデビューですが、2026年後半という情報が入っています。
