■2011年以来13年ぶりの後継モデル誕生
1924年に設立され、かつて英国のスポーツブランドとして名を馳せた「MG」のコンパクトハッチバック、「MG3」後継モデルのティザーイメージが公開されました。
2005年には中国資本の南京汽車(NAC)に買収されたMGですが、日本では1980年代まで存在した2シーターオープンの「MGミジェット」が人気を博したブランドで、2023年4月には「ミジェットの再来」と伝えられる2シーターBEV「サイバースター」が話題を呼びました。
第2世代のMG3は2011年に登場。2018年の大幅改良を最後に、これまで2回のフェイスリフトを受けており、13年ぶりに後継モデルが投入されそうです。
今回のティザーイメージ以前にもプロトタイプのスパイショットが撮られており、すでにそのスタイリングは分かっています。そのボディは、MG5およびMG7セダンのコンパクト版のようで、ブランドの最新のスタイリングデザインが採用されます。
フロントエンドは、シャープなノーズとアグレッシブなヘッドライトを備えています。また大きなバンパーインテークは、グリルレスを補っており、その両側にはエアロスポイラーが装着されています。
側面では立体感のあるキャラクターラインを配置、後部ではメルセデス・ベンツ「Aクラス」と酷似したLEDテールライトとスポーティなバンパーを装備しています。
インテリアの写真は見せていませんが、オーバーホールされたキャビンには、最新のアメニティを搭載、最新のライバルモデルと同等のものになると予想されています。
パワートレインは、1.5リットルエンジン直列4気筒ガソリンエンジンと、2.1kWhの小型バッテリー、70kW(95ps)の電気モーターを組み合わせるプラグインハイブリッドが搭載されるようです。
MG3後継モデルのワールドプレミアは、2月26日です。