2025ダカールラリーへ新たな刺客! フォード「レンジャーラプター・ラリートラック」を予告

■ワイルドで、力強く、有能で、獰猛(どうもう)と表現

フォードモーターのレーシング部門であるフォード・パフォーマンスは、サウジアラビアで開催される2024年ダカール・ラリーへの参戦を終えたばかりですが、次世代のラリートラックを予告しました。

フォード レンジャー ラプター ラリートラック ティザースケッチ ティザーイメージ
フォード レンジャー ラプター ラリートラック ティザースケッチ ティザーイメージ

先日行われた「フォード・パフォーマンス・シーズン・ローンチ」中で公開されたティザーイメージには、C字型LEDと細長いグリルが見てとれますが、ラプターの量産モデル、レンジャー、F-150、ブロンコのいずれとも共有されていません。

ただし、以前の発表では、このオフローダーは新型レンジャー ラプターをベースにしていることが確認されています。

フォード レンジャーT1+
フォード レンジャーT1+

いずれにせよ、新しいラプターは、同社の現在のダカール参戦モデルである「レンジャーT1+」と同様に、ダカールラリーの過酷な条件に耐えるよう設計された、カスタムのボディワークとシャシーセットアップを特徴とします。

既存のフォード「レンジャーT1+」と同様に、新型ラプターは長年のパートナーである「M-Sport」と共同で開発され、T1+クラスに参戦します。公式な発表はされていないため、新型車が先代の3.5リットル「EcoBoost」パワートレインを継承するかどうかは不明です。

プレゼンテーションイベントに出席したレーシングドライバーのローレン・ヒーリー氏は、「これは純粋なラプターであり、F-150とレンジャー・ラプターのパッケージを次のレベルに引き上げたものである」と語ったようです。また「地球上で最も過酷な地形に挑戦するためのパワー、ホイール、ショックアブソーバー、最低地上高などを装備、まさにラプターの精神を体現したものであり、ワイルドで、力強く、有能で、獰猛です。」と付け加えました。

同ブランドは、2024年のダカール・ラリーへの参戦は、勝利を目指すのではなく経験を積むことを目的としていると明言。しかし、来年は、チームが新しい武器を手に入れることになるため、話は別になるはずです。

(APOLlO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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